マウス飯山工場で今年も開催

小学生「スマホじゃ物足りない!」、夏の親子PC組立教室に行ってきた

文●鈴木誠史/ASCII

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 イベントはまず、マウスコンピューター 小松永門社長による開校式からスタート。このあと、飯山市長 足立正則さんの来賓挨拶、組み立て教室の校長先生をつとめる藤巻先生による行程説明と続きました。開校式のあとは工場見学。子どもたちがさっそうと移動する様子を見て、本当にイベントを楽しみにしていたのだな~と早速ほっこりさせられてしまいました。

マウスコンピューター 小松社長。「みなさんが作るPCは、ひとりひとりのオリジナルPCです。PCは勉強の役に立ったり、インターネットを楽しむ生活の友になります。そして社会に出てからも、生産性をあげる友だちになってくれます。今日を通じて、PCをもっと好きになってください。ぜひ組み立てたPCを生活に役立ててくれればいいなと思います」

飯山市長 足立正則さん。アウトドアスポーツも盛んな豊かな自然のなかで最先端のPCを作っている、これが飯山の特徴だと説明。また、市長自身が使用中のマウス製Windowsスマホ「MADOSMA」を披露。飯山市の伝統技術による金箔ケースに入れてあり、ケース含め「100%飯山産!」をアピールしていました

「もしもロボットがいてくれたら~」の、あのCM動画の風景そのまんま

 移動は3つのグループに分かれ、工場見学→部品説明→デジタルピッキング(部品集め)を順に行ないました。組み立て作業の場所が昨年から変わっただけでなく、内容もパワーアップ。新たにチャレンジ企画「親子でトライアル」がプログラムに加わりました。

 トライアルは15分以内に「無線LANの取り付け」「キーボードの組み立て」「メモリーの取り付け」の作業を完了できるかな!? というもの。しかも先生のアドバイス禁止。いきなり高難易度すぎるミッションであるような気がしましたが、10分ほどで「できたー!」の声。すごいですね! と先生に伝えると、「すごいですよね! 私たち、普段はPCばかりでキーボードは組み立てないので驚きました」。

真剣に話を聞く親子たちをよそに、取材陣がウハウハ盛り上がる工場見学のコーナー

藤巻校長による部品説明コーナー。PCパーツの役割から組み立て方、使う工具まで基礎をしっかり学びます

静電手袋と静電バンドをしっかり装着したら……

自分が組み立てるPCのパーツをピッキング。組み立て作業はもう始まっているのです

自分のPCを組み立てる前に、「親子でトライアル」のコーナー。みなさんテキパキと作業を進めています

先生方も普段やらないキーボードの組み立て

実は、作業タイム以外にも様々な採点が行なわれていました。工場スタッフの皆さんが実際に審査されるのと同じ項目なのだそう。ちなみに、得点によって賞品(飯山の特産品)が異なり、中にはお米もあったとか