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新時代のテルミンになるか、日本のスタートアップが世界に挑戦

ジェスチャー音楽アプリKAGURA、Kickstarter開始

2016年07月25日 15時37分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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KAGURA

 しくみデザインは7月24日、身体の動きで音楽を作成できる「KAGURA」をKickstarterにてクラウドファンディングを開始した。

 KAGURAはWindows用のアプリケーションで、パソコンのWebカメラでユーザーのジェスチャーを認識、画面内のオブジェクトを動かして音を鳴らし、旋律やリズムを音楽を演奏することも可能。奥行きを検知するインテルの3Dカメラ技術RealSenseにも対応しており、米インテルによる技術コンテスト「Intel Perceptual Computing Challenge 2013」でグランプリに選ばれた。

新世代楽器アプリケーションとして普及を目指すという

 今年6月にはバルセロナで開催されたヨーロッパ最大級のエレクトロニック・ミュージックフェス「Sonar(ソナー)」における最先端音楽のスタートアップ・コンペ「Sonar+D Startup Competition 2016」でグランプリを受賞。これまでプロトタイプとして無償公開されていたが、今回新たに製品版としてのクラウドファンディングを開始することとなった。

画面上の音源などのアイコンはカスタマイズ可能 

 価格は30ドル(最小システム構成)。60ドルや120ドルでのファンディングも用意され、各種楽器の音源やアイコンが追加される。RealSense 3Dカメラ搭載パソコン(2000ドル)なども用意。クラウドファンディングは8月25日まで行なわれる。

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