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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第464回

猫宅訪問! ハチワレ猫とハチワレ犬の共同生活

2016年07月01日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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階段の上でじっと見ている「にゃんぽ」さんと「ぽぉ」さん。不審者がきた、とニラんでる丸顔がにゃんぽさん、人が来たとうれしそうな顔してる顔の長いのがぽぉさん。どっちもハチワレ(2016年6月 オリンパス OM-D E-M1)
階段の上でじっと見ている「にゃんぽ」さんと「ぽぉ」さん。不審者がきた、とニラんでる丸顔がにゃんぽさん、人が来たとうれしそうな顔してる顔の長いのがぽぉさん。どっちもハチワレ(2016年6月 オリンパス OM-D E-M1)

 今回もまた猫宅訪問シリーズ。

 富士フイルムのミラーレス一眼「X-Pro2」と、オリンパスのミラーレス一眼「OM-D E-M1」の2台体制でお邪魔したのは、ドッグトレーナーのぺぇ先生宅。

 この連載でははじめての「犬付」である。

 でも大丈夫、この2匹は「偽兄弟」なのである。

 冒頭写真を見て戴きたい。お宅におじゃまして吹き抜けの階段を上ったら出迎えてくれた2匹。

 猫と犬。種族が違っても顔の模様が一緒なのだ。ハチワレ猫とハチワレ犬! その話を聞いて「これは行かねばなりますまい」と思い、訪問させていただいたのである。

 ぺぇ先生はドッグトレーナーであり、もともと猫は飼ってなかったのだが、近所で子供にいぢられてる子猫を見つけて、思わず保護したのが1年前。

 名前は「にゃんぽ」。飼い主が「ぺぇ」で飼い犬が「ぽぉ」。猫のハチワレが「ぽぉ」とそっくりだったので「にゃんぽ」なんだそうな。

 年齢的には親子か祖母と孫ってな感じなんだけど、血がつながってるといわれたら信じちゃうレベル(いや誰も信じないけど)。にゃんぽさんが成長するとぽぉさんのようになるような気がしちゃうレベル(ならないけど)。

 にゃんぽは生まれて数ヵ月でやってきて以来、一番長く一緒にいるのが犬のぽぉさんだから、自分を犬だと思ってるかもしれない(いや、猫の場合は、ぽぉをでかい猫だと思ってるのかも)。平和そうな二匹である。

 そんなにゃんぽさん、はじめて飼った猫ということで(そもそも飼い主はドッグトレーナーだし)、猫かわいがりしちゃったそうで、家の中ではNG事項ほぼなし。だからもう縦横無尽にワガママでたまらん。

 しかもぺぇさんのおうちは猫が遊ぶためにあるレベルの超猫向きハウスであり、明るくて猫を撮りやすい超猫撮影向きハウスなのだ。

 玄関は吹き抜けでそのまま2階のリビングへ直結なので、猫は階段を上ったり下りたりで段差を楽しめるし。

階段の下からこんにちは。きれいに吹き抜けてるのでこんな見下ろす写真も撮れる(2016年6月 富士フイルム X-Pro2)
階段の下からこんにちは。きれいに吹き抜けてるのでこんな見下ろす写真も撮れる(2016年6月 富士フイルム X-Pro2)

 小さな窓がいっぱいついてるので、いろんなところから外が見える。スズメの声が聞こえたら我慢できずに身体を伸ばして外をガン見。

スズメの声がした、ってんでぴょこんと飛び乗ったにゃんぽさん(2016年6月 富士フイルム X-Pro2)
スズメの声がした、ってんでぴょこんと飛び乗ったにゃんぽさん(2016年6月 富士フイルム X-Pro2)

 猫なので、足場がなくても平気。手すりに後ろ足をかけ、身体を思い切り伸ばして前足を窓枠にひっかけて観察である。この下は吹き抜けなんだけど、猫だから気にしない。

今度はアッチで声がする、と身体をにゅっと伸ばして窓の向こうを覗くにゃんぽさん(2016年6月 富士フイルム X-Pro2)
今度はアッチで声がする、と身体をにゅっと伸ばして窓の向こうを覗くにゃんぽさん(2016年6月 富士フイルム X-Pro2)

 さらに上にはロフトが用意されている。猫的にはたまらない高さであり、ハシゴをかけるとたたたっと駆けてきて、スルスルとのぼっていくのだ。猫の立体機動ってたまらんですな。

 それを裏側から狙ってたら、じーっとガン見されました。

これは裏側から撮りたい、と思ってカメラを構えたら、じーっと覗かれました。両前足をかけてじっと覗いてるこのポーズがいい(2016年6月 富士フイルム X-Pro2) このように両足で跳びながら上っていくのであった。黒い肉球を発見(2016年6月 富士フイルム X-Pro2)
これは裏側から撮りたい、と思ってカメラを構えたら、じーっと覗かれました。両前足をかけてじっと覗いてるこのポーズがいい(2016年6月 富士フイルム X-Pro2)このように両足で跳びながら上っていくのであった。黒い肉球を発見(2016年6月 富士フイルム X-Pro2)

 でも気にせず、えいっと飛び上がり、無事登頂完了。

ロフトに上ったら周りを余裕で見渡すのであった。猫は高いところが好きだからな
ロフトに上ったら周りを余裕で見渡すのであった。猫は高いところが好きだからな(2016年6月 富士フイルム X-Pro2)

 猫は立体的な動きを好むので、1Fから3F(ロフト)まで自在に上り下りできるこの家は猫的には最高なのだ。

 しかも、今回の写真を見てもらえるとわかるけど、壁が白くて窓がいっぱいあるから、すごく明るい。

 猫撮影的にも非常にありがたいのである。

 ただし、人間にとっては大きな欠点なのであった。なにしろ「夏、暑すぎる」そうな。そうだろうなあ。

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