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アスキー・ジャンク部リターンズ 第121回

「松屋監修 夏野菜入りトマトカレー味ラーメン」

松屋「トマトカレー」カップめんに 再現度は高い(のだが……)

2016年06月29日 17時00分更新

文● コジマ

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 エースコックが6月27日から全国で発売している「松屋監修 夏野菜入りトマトカレー味ラーメン」を食べます。実売価格は238円前後です。

 牛丼チェーン・松屋監修のもと、2009年から2015年まで夏の期間限定メニューとして松屋で発売された「トマトカレー」の味わいを再現したというカップめん。406kcal。内容量は96g(めん70g)。

 鶏肉、トマト、にんにくなどを利かせ、複数種のカレースパイスミックスを加えた、トマトカレー味のスープが特長。具材は、なす、たまねぎ、味付鶏肉そぼろ、インゲン、唐辛子。天然由来原料の使用を推進する松屋のこだわりを再現するため、人工甘味料は使用していないそうです。

パッケージはかなり松屋です

人工甘味料は使用していないとのこと

できあがりはこんな感じ

 肝心の味です。匂いはかなり松屋のそれに近いです。トマトとガーリックの香りが効いています。スープをすすると、「確かにこんな味だったような」と感じるほどには似ています。

 ただ、問題は、ライスではなく、めんであること。めんが口の中に入った瞬間に、「あ、トマトカレーじゃないわ、カップめんだわ」と思わされます。

 もっとも、味自体はトマトカレー風味ということで、結構、よくできていると評価したい。具材も小さいとはいえ、なす、いんげんなどがスープにマッチしている。

 しかしながら、「松屋のトマトカレーに似ているけどなあ、でもちょっと違うよなあ」という、ちょっとしたモヤモヤが残りました。電車の中で芸能人にそっくりな人を見つけて、びっくりしてまじまじと見つめてみたら、あんまり似てないな……というような気分といえばよいのか。

写りを気にするあまり箸の持ち方がおかしくなる筆者

 カレー味のカップめんのバリエーションとしては、合格点でしょう。どれくらい松屋のトマトカレーに似ているのか、懐かしむ意図で食べてみるのもおもしろいかもしれません。


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