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IoT端末から回線、監視システムまでパッケージ化、顧客業務に応じたモジュール構成が可能

クオリカ、産業機械のIoT監視/予防保全「CareQube+」発売

2016年06月15日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 ITホールディングスグループのクオリカは6月14日、産業機械の遠隔監視/予防保全システムをリニューアルした「CareQube+」の販売を開始した。新たにNTTデータイントラマートが開発したIoT基盤を採用しており、顧客業務に合わせて必要な「業務モジュール」が付加できる。

クオリカ「CareQube+」システム構成図

 クオリカでは2011年から、産業機械向けの遠隔監視/予防保全システムとして「CareQube」を提供してきた。CareQubeでは、産業機械ごとに情報収集端末(IoT端末)を装着し、自動収集された稼働データをサーバーに自動転送することで、遠隔での稼働状況監視を実現してきた。監視に必要なIoT端末、回線、監視画面(システム)はパッケージ化され、ワンストップで提供される。外部センサーだけでなく、CANやPLCからの情報収集も可能。

 今回、NTTデータイントラマートのIoT基盤を採用したことで、必要に応じて業務モジュールを付加し、機械の稼働データを基点としたさまざまなアフターサービス業務が可能となった。「ワークフロー」や「文書管理」などの業務モジュールを備えるほか、利用者ごとに表示を構成できるダッシュボード機能も備えている。

業務モジュールの構成例

業務モジュールの機能一覧(オプションを含む)

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