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紛らわしいけど何が違う?スマレジ・ユビレジ・エアレジを徹底比較

無料クラウドPOSレジ比較まとめ2016【法人向け】

2016年06月13日 09時00分更新

文● ASCII STARTUP 編集●北島幹雄/ASCII STARTUP

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クラウドPOSレジのサービスは、2010年にITスタートアップのユビレジのローンチ以来、現在では10社以上が展開しています。店舗で売上を計上・管理するために使用するPOSが、iPadなどのタブレット端末とアプリの活用で会計操作からPOSデータのクラウド保存・活用までを可能にしました。今回、代表的なサービスを中心に、進化したクラウドPOSレジの現在をまとめてみました。

大手での導入も進むクラウドPOSレジ

 昨今クラウドPOSレジが機能の広がりとともにシェアを拡大していますが、その要因として最も大きいのがコストの部分です。大手ハードウェアメーカーが提供していたPOSレジには、100万円以上の導入費用が必要なうえ、POSシステムのサーバー保守のコストも高額で、大手企業での活用にとどまっていました。

 しかしクラウドPOSレジは、iPadやAndroid端末をそのままPOSレジとして使用することができるため、導入・維持ともに安くできます。個店での初期導入費用としては、タブレット本体(iPadであれば約5万円)とレシートプリンタ(約5万円)、キャッシュドロワ(約1万円)などの周辺機器で10万円程度の費用からでOKです。また、クラウドサービス費用も月額無料から1万円程度と大幅に軽減しており、結果的に小規模な店舗だけでなく、大手企業も従来のシステムからクラウドPOSに切り替えている様子がうかがえます。

 POSデータがクラウド上で管理されることでは、大きなメリットも生まれています。たとえば、在庫データと売上データを管理できるため、売上や在庫を社内外問わずどこでも確認できます。複数店舗でのPOSレジ活用では、各店舗の売上分析や受発注・店舗間移動などの在庫管理がクラウド上で完結します。

 実際の店舗でも、スタッフ教育の手間が減ったという評価があります。若いスタッフの場合、普段から利用しているスマートフォンやアプリの延長線で使いこなせるためです。ただしベンダー各社ともに、シンプルな画面設計と裏側の複雑なPOSシステムを混在させることに苦心しているようです。また接客においても、固定のレジに縛られることなく、タブレットとモバイルプリンタ、クレジットカードリーダを活用すれば、接客から会計までの流れがスムーズになります。

 このように各社とも基本的な会計機能だけでなく、売れ筋商品の分析やレジに付随する飲食店のオーダーシステムや予約管理、小売店の在庫管理機能などPOSレジのサービスを広げています。

クラウドPOSレジサービスを並べてみた

 クラウドPOSレジには、iPadで使えるものとAndroidで使えるもの、Windowsタブレットで使えるものがあります。また、最小機能は無料で使えるフリーミアムモデルのものも多く存在します。

<iPadを使ったPOSレジ>

 iPadを使ったPOSレジを提供するベンダーのほとんどは2週間〜1ヵ月のお試し利用ができ、その後、月額費用を払って使用することができます。

EC-orange POS【1アプリ月9,800円~、無料トライアルあり】
ECサイト構築の実績が豊富なため、ネットとリアルの連携によるO2Oやオムニチャネルを実現できる。

USENレジスター【月6,000円〜】
USEN放送サービスとのセット販売によるお得な料金プランや初期設定・設置はすべてUSEN側で行う。

NECモバイルPOS【月2,980円〜、無料デモアカウントあり】
ハードウェアPOSベンダーであるNECが中小規模店舗向けに展開。予約管理システムや電子レシートシステムとの連携が可能。

POS+【月12,000円〜、無料トレーニングあり】
多言語、他通貨、複数消費税率に対応しているため、海外進出時には日本と同じシステムで運用可能。

クラウドPOS【月4,980円〜】
ソフトバンクが展開するクラウドPOSレジ。ポイント発行や顧客管理も可能。ソフトバンクのiPad向けソリューションも一緒に導入可能で拡張性が高い。

FLAVIUS【要見積】
ニーズに合わせてカスタマイズやシステム変更が可能。

POSキューブ【要見積】
飲食店専用に設計されており、オーダーエントリーシステムも標準装備。

NEXPO【月額980円〜、無料トライアルあり】
基本料金980円に在庫管理や売上分析、EC連携などのオプション機能を細かく追加可能なため低コストで運用できる。

<iPadを使用し、無料で使えるPOSレジ>

スマレジ【有料プラン:月4,000円〜】
アパレル・小売店でのシェアを伸ばすスマレジ。詳しくは後述。

ユビレジ【有料プラン:月5,000円〜】
レストラン経営の「きちり」からの出資や飲食系システムとの連携が目立つユビレジ。詳しくは後述。

エアレジ【有料プラン:なし】
詳しくは後述。

SYNKA【有料プラン:なし】
POSベンダーの中では珍しく、美容業に特化したPOSレジも提供。顧客カルテシステムとの連動や予約台帳のネット予約対応などがある。

SquarePOS【有料プラン:なし、決済手数料:3.25%〜】
クレジットカード決済のSquareが展開するPOSレジ。月額費用は無料でクレジットカード決済の手数料のみが課金される。

<Androidを使ったPOSレジ>

blayn【月9,800円〜】
Androidのオリジナルタブレットをプリンターが付属する筐体に入れた一体型のクラウドPOSレジ。飲食店専用でiPodをオーダーエントリー端末として利用可能。

Padpos【無料プラン:あり、有料プラン:月1,900円〜】
無料で使えるAndroidのPOSレジ。様々な機種での利用ができるため端末のコストダウンができる。免税販売や在庫管理、顧客ポイント管理など高機能。

 次のページからは、タブレットとして身近なiPadで使う事ができ、無料で始められるフリーミアム課金モデルを採用している主要3ベンダーをピックアップし、徹底比較してみます。

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