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最新パーツ性能チェック 第191回

爆売れGTX1080の弟ぶんの性能はいかに?

性能はGTX980Tiに匹敵? Pascalベースの準ハイエンド「GeForce GTX 1070」をレビュー

2016年05月30日 12時00分更新

文● 加藤勝明 編集●ジサトラアキラ

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 続いては「Rise of the Tomb Raider」をDirectX12モードとDirectX11モードそれぞれで比較する。画質はプリセットの“最高”に設定し、内蔵ベンチマークモードのラスト“地熱谷”におけるフレームレートを比較した。

↑「Rise of the Tomb Raider」DirectX12モード、フルHDにおけるフレームレート

↑「Rise of the Tomb Raider」DirectX11モード、フルHDにおけるフレームレート

↑「Rise of the Tomb Raider」DirectX12モード、4Kにおけるフレームレート

↑「Rise of the Tomb Raider」DirectX11モード、4Kにおけるフレームレート

 VRAMが4GBと少ないGTX970と980ではDirectX12モード時にフレームレートが激しく下がるのに対し、GTX1070では8GBと潤沢に搭載されているので、VRAMがボトルネックになる心配は少ない。画質を追い求めるほどVRAMは多量に必要になるため、比較的安価でVRAMが8GBも使えるGTX1070はとても魅力的だ。

 続いてはDirectX12専用タイトルである「Quantum Break」。Frapが効かないアプリなので「PresentMon」を使用しフレームタイムからフレームレートを割り出した。画質はプリセットの“ウルトラ”を選択。最初のステージで訪れる大学構内を移動するシーンにおけるフレームレートを比較する。

↑「Quantum Break」の平均フレームレート(フルHDおよび4K)

 ここでもGTX970と980に対し圧倒的な性能差をみせつけた。4K&最高画質におけるプレーはややカクカクとするが、タイミングにシビアな謎解きや戦闘シーンでもなければ、普通に遊べる性能を発揮している。

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