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そろそろあこがれのフルサイズ一眼を買おうじゃないか! 第2回

フルサイズ一眼のツートップ! キヤノン「EOS-1D X MarkII」&ニコン「D5」の極上画質!

2016年05月12日 10時00分更新

文● 周防克弥

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どちらも描写力は最高
ただし動画用途ならキヤノンが有利

絞りF5.6でオート撮影。ハイライトの豊かな階調表現力は小型素子では中々味わえない。絞っても円形のままボケてくれる大口径レンズは楽しい

1DX、絞りF5.6でオート撮影。ハイライトの豊かな階調表現力は小型素子では中々味わえない。絞っても円形のままボケてくれる大口径レンズは楽しい

絞り開放でオート撮影。「EF24-70mm F2.8L II USM」は近寄って絞りを開けるとやわらない描写になる。若干フレアっぽくはなるが、質感の描写性は高い。きっちり撮るだけでなく積極的に開放にして雰囲気を楽しむのも良いレンズだ

同じく1DXで絞り開放、オート撮影。「EF24-70mm F2.8L II USM」は近寄って絞りを開けるとやわらない描写になる。若干フレアっぽくはなるが、質感の描写性は高い。きっちり撮るだけでなく積極的に開放にして雰囲気を楽しむのも良いレンズだ

絞り開放でオート撮影。フルサイズならではの浅い被写界深度とボケは癖になる。ハイライトからシャドーまで幅広い階調もフルサイズならではだろう

D5の撮影サンプル。絞り開放でオート撮影。フルサイズならではの浅い被写界深度とボケは癖になる。ハイライトからシャドーまで幅広い階調もフルサイズならではだろう

絞り開放でオートで撮影。シャドー部の階調の出方は素晴らしい

同じくD5で撮影。絞り開放でオートで撮影。シャドー部の階調の出方は素晴らしい

 使うレンズによっても写り具合の差は出てくるが、基本的にどちらも素晴らしい描写力を持っている。ハイライトからシャドーまで幅広い階調に的確に決まるAF、すべての動作において安定感を感じることができる。

 1DXとD5でどちらを購入するか迷うような人は少ないとは思うが、どちらを選んでも損はない。一つだけ確実に有利なのは1DXのライブビュー時のAF速度だ。動画メインに考えてる人なら1DXを選んだほうが幸せにはなるだろう。

フルサイズ一眼でも楽しい機能を持つものがある

 次回はもっと汎用性の高いソニーの「α7RII」とリコーの「PENTAX K-1」を取り上げる。もちろんプロユースも想定しているが優しいフルオート機能やエフェクト系の機能を備えており、日常的に楽しめるデジカメになっている。

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