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時速72kmのドローン 立川でぶっ飛ばしてきた

2016年05月02日 17時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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体育館でドローン開封の儀

 むっとした空気が満ちる、ごく普通の体育館。バスケットボールが転がっている、ノスタルジックな空間でドローンを飛ばそうというのは異様な気分だ。

ドローンとスリッパを持って体育館へ

懐かしい。独特のむっとした空気がある

 まずは組み立て、黒田さんに補助をおねがいした。

 内容物を箱からとりだす。黒・銀の2種類あるローターをそれぞれドローン本体に接続する。コントローラーの電源を入れ、コントローラーにiPhoneをLightningケーブルでつなぐ。ドローン本体のボタンを「1度押し+長押し」で起動する。

DroneGames黒田潤一さんに手伝っていただく

銀色ローターと黒色ローター

色ごとに接続する場所が決まっている

手際よくセッティングしていく黒田さん

ボタンを1度押し+長押しで起動する

コントローラーとペアリング。未来感がある

 そして「儀式」をとりおこなう。コンパスキャリブレーションだ。

 ドローンを安定飛行させるため、iPhone「マップ」アプリでやるようなコンパス調整をするのだ。ドローンを横にもち、ドローンを中心にくるくる回る。回り終えたら今度は縦にしておなじように回る。なかなかシュールな光景だ。

コンパスキャリブレーションの儀式開始

儀式(1) Phantom 4を横に持って回る

儀式(2) Phantom 4を縦に持って回る

 次はコントローラーの「モード」選択だ。

 モード1は右スティックが上昇下降(上下)、水平飛行(左右)。左スティックが前進後退(上下)、旋回(左右)。モード2は右スティックが前進後退(上下)、左スティックが上昇下降(上下)になったもの。

 「日本だと初期ラジコンの影響で昔からモード1。DJIが推奨しているのもモード1ですが、ぼくはモード2が好きですね」(黒田さん)

 今回はモード2を選択。ちなみにモードの話には、ラジコン戦車とラジコン飛行機の歴史がかかわってくるという。おもしろそうだがそれはまた別の機会に。

モード選択。モード1は日本古来の様式

今回はモード2で飛ばすことに

 設定は終わりだ。いよいよPhantom 4が空を飛ぶ。

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