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ボダムの「BEAN」で水出しアイスコーヒーに挑戦

コーヒー初心者、カンタンにアイスコーヒーを作ってみるの巻

2016年05月04日 17時00分更新

文● コジマ

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アイスコーヒーを手軽に作りたい

 気温があたたかくなり、おいしいアイスコーヒーが飲みたくなってきました。

 筆者、コーヒーには詳しくありません。喫茶店は好きですが自分で淹れるほどではない。

 そして、コーヒーの世界は奥が深い。淹れ方一つとっても、サイフォン、ドリップ、フレンチプレスなど各々のこだわりがあります。いかにもむずかしそう、たいへんそう。時間をかけてさっぱりな味のコーヒーを淹れるのもなんだかいやですし、「さてはビギナーだなオメー」と笑われてしまう。なんとかならないでしょうか。

 そこでボダムさんが5月から発売するアイスコーヒーメーカー「BEAN」を借りてみたわけです。価格は6480円。ちなみに、同社のポリシーとして、「良いデザインは高価であってはならない」というスローガンがあるということです。

 本体サイズはおよそ幅125×奥行き200×高さ227mm、重量はおよそ本体490g、フタ48g。素材はAS樹脂、ポリプロピレン、シリコンゴム、ステンレススチール鋼。カラバリはブラック、オフホワイト、サンドベージュの3色を用意しています。

写真はサンドベージュ

 ボダムはデンマーク発のキッチンウエアブランド。1958年発売のサイフォン式コーヒーメーカー「SANTOS」(現在は「PEVO」という名称)や、1974年発売のフレンチプレスコーヒーメーカー「BISTRO」などでその名を知られます。

 BEANは、挽いたコーヒー豆に水を注ぎ、一晩冷蔵庫で寝かせるだけでアイスコーヒーが完成するというもの。コーヒー豆の味を抽出しながらも、一般的なアイスコーヒーより苦みが少なく、まろやかな味わいになるのが特徴だそうな。

 一度に最大1.5リットルのアイスコーヒーが作れるほか、密閉式のフタが付いているため、寝かせている間に倒れてもこぼれる心配がなく、安心して冷蔵庫に入れられるとしています。

このフィルターがコーヒー豆を除けてくれるわけですな

プランジャー(つまみ)を引き上げると有楽町の交番みたいになりますが、コーヒーを淹れたあと、ここをぐぐっと押し下げて、コーヒー豆を下に押しのけるわけです

 では、さっそくアイスコーヒーを作ってみましょう。

 まず、コーヒー豆が必要です。ポイントとしては、豆は粗挽きでなくてはいけません。コーヒー専門店はもちろん、コーヒーチェーン店でも豆を挽いてくれるところがあるので、調達してきましょう。

 今回は、シアトル発の世界的な某有名コーヒーチェーン店のアイスコーヒー用ブレンド豆をチョイス。レジで「粗挽き」もしくは「13番」というと粗挽きにしてくれます(挽いてくれない店舗もあるようなので、ご注意を)。後者の方が通っぽいですが、お好みで。

 まずは豆をプラスチックビーカーの中に入れます。豆の量はカップ1杯(120ml)に対して10.5gが目安です。

コーヒー豆(粗挽き)をじゃかじゃか入れます

 続いて、コーヒー豆と水が十分になじむように、ゆっくり水を注ぎます。豆が100gなので、840ml入れました。そしてマドラーなどで軽く混ぜ、フィルターの付いてない密閉式のフタをして、冷蔵庫で一晩寝かせます。パッケージには「12〜24時間」と書いてありました。

写真ではミネラルウォーターを入れているように見えますが水道水です。コップがなかったもので……

はたしておいしくできるのでしょうか

専用の蓋をして、冷蔵庫に入れます

あとは一晩、寝て待つだけ。原稿? まあ、起きてからやります……

 とまあ、コーヒーの初心者にもあっさり作れてしまったわけですが、問題は味です。はたして、おいしくできているのでしょうか?

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