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世界(陸地)のどこでも超高精細な3Dデジタル地図を入手可能に

世界最高精度5mメッシュの陸地デジタルデータ提供、全世界にエリア拡大

2016年04月26日 19時30分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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AW3D(全世界デジタル3Dデータ)

 NTTデータは4月26日、衛星画像を活用した世界最高レベルのデジタル3D地図の提供を全世界の陸地にエリア拡大したと発表した。

 NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)が提供する「AW3D(全世界デジタル3Dデータ)」は、JAXAの陸域観測技術衛星「だいち(ALOS:エイロス)」撮影による画像から作成した3Dマップ。全世界の陸地を世界最高となる5m解像度の数値標高モデル(DEM)で表現しており、従来世界規模で整備されてきた30m~90m解像度の3D地図に比べて大幅に精度を向上させた。世界規模での調査、シミュレーション、自然災害対策、インフラ整備や資源探査、防疫・衛生分野などのさまざま用途に利用できる。

 提供形態は数値標高モデル(DEM)、要望に応じて水平位置を示す正射投影(オルソ補正)画像も提供。価格は1km2あたり200円より(国や大陸など広い面積での価格はボリューム価格となる)。

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