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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第49回

格安SIM乗り換えに必須! 最新の解約方法をまとめてみた

2016年04月21日 12時00分更新

文● 正田拓也

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使い倒した格安SIMも交換の時期がやってきた

使い倒した格安SIMも交換の時期がやってきた

 この春も新しい格安SIMサービスが生まれており、すでに格安SIMを活用している人でもこの機会に乗り換えたいという人も多いだろう。

 そこで、今まで使っていたサービスを解約する方法についてまとめてみたい。

 一言に解約といっても事業者によってまざまだ。過去にも一度紹介しているが、当時からだいぶ変わっているので今一度まとめてみたいと思う。

音声でも解約金がかからない格安SIMがある

IIJmioの場合、会員ページにログインして「解約」へ進んでみると、現在解約した場合に発生する違約金が表示され、事前に確認することができる

IIJmioの場合、会員ページにログインして「解約」へ進んでみると、現在解約した場合に発生する違約金が表示され、事前に確認することができる

 現在はデータ通信のみの契約では解約する際にお金がかかるものはないと言ってよく、音声通話付きまでもいつ解約しても解約金ナシというものが出はじめた。

 「mineo」「イオンモバイル」「フリーテル」「ワイヤレスゲート」などがそれで、これらは音声通話付きの格安SIMでも不要になったら安心してすぐ解約できる。

 もともと格安SIMは端末購入の補助金などがないため、短期で解約するのに高額な解約金を取る必要性があるのか疑問だったが、これで多少は適正化されたことになる。

 ただし、音声通話付き回線で解約金ナシとはいえ、乗り換え(MNP)で転出する際は別。短期間の場合だけ割高な転出手数料が課せられるという仕組みで、MNP特典を受けるためだけに一時的に加入後すぐ転出することがしにくいようになっている。

 それでも、たとえばイオンモバイルでは割増となる期間が180日(約半年)で転出の費用合計が8640円と、短かく安くなっているところもある。

ほとんどの格安SIMはネット解約が可能

格安SIMの解約条件についてまとめた表

格安SIMの解約条件についてまとめた表

 格安SIMの特徴は、ほとんどの事業者がネットで解約ができる点にある。既存大手キャリアであれば、本人が身分証明書を持ってキャリアショップに行かないと解約はできないが、格安SIMではそれがない。

 ネットでできるとはいえ、やり方やルールはそれぞれの会社で違いがある。例えば、「OCN モバイル ONE」やSo-netの「PLAY SIM」は、解約は月単位で月末ぎりぎりまでネットで手続きすればすぐ解約ができるが、締切が少し前のところもある。

 また、いつでも解約でき、解約した月は日割りで請求されるところもある。mineoやワイヤレスゲートのデータ回線がそうで、mineoは加入時も日割りで請求となる。

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