このページの本文へ

仮想化、VDI、クラウド環境が迅速に構築できる

HPE、ProLiant DL380ベースのコンバージドシステム発売

2016年04月20日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 4月19日、日本ヒューレット・パッカード(HPE)はx86サーバー「HPE ProLiant DL380 Gen9」を採用したハイパーコンバージドシステム「HPE Hyper Converged 380(以下、HC 380)」を発表した。

HPE ProLiant DL380 Gen9ベースのHPE Hyper Converged 380

 導入や管理は単一のユーザーインターフェイスから行なえ、仮想化基盤、クラウド、VDIなどのワークロードを選択することで、テスト済みの事前構成を迅速に配備できる。仮想化環境はVMware vSphere、HPE StoreVirtual VSA、HPE iLO AdvancedおよびHPE管理ソフト、VDIはVMware Horizon Viewやグラフィックスオプション、HPEの管理ソフトウェアを提供。クラウドはVMware vSphere、HPE Helion CloudSystem、HPEの管理ソフトウェアおよび外部ストレージを含んでおり、徹底的に検証を行なった統合型の「Cloud in a Box」ソリューションを選択できるという。

 導入は仮想マシンの配備を行なうためのカスタマイズ可能なテンプレートを使い、5回のクリックでVMを導入、15分で容量を追加できるという。また、VMware vSphere EnterpriseはEnterprise Plusに拡張可能で、 統合型のユーザーインターフェイスから、仮想マシンと稼働中のハードウェアのファームウェアの管理が行なえる。

 最小構成は2ノード(4U)で、最大16ノードまで拡張可能。価格は、最小構成で1480万円(税抜)から。

カテゴリートップへ