鉄板＆今が旬なパーツを性能検証!! 第6回

【鉄板＆旬パーツ】激安系SSDのニューフェース“Netac”

定番ベンチマークで240GBと480GBの
パフォーマンスをチェック

　ここからはCore i7-6700K、Z170などで構成したテストPCに「N550S」を接続して、そのフォーマンスを見ていこう。ベンチマークは「AS SSD Benchmark 1.8.5636.37293」、「ATTO Disk Benchmark 3.05」、「CrystalDiskMark 5.1.2」を用意。別に用意したSSDからWindows 10を起動し、クリーンな状態の「N550S」で計測している。

テスト環境
CPU	Intel「Core i7-6700K」（4GHz/TB時4.2GHz、4コア/8スレッド）
マザーボード	ASUS「Z170M-PLUS」（Intel Z170 Express）
メモリー	G.Skill「F4-3000C15Q-32GRK」（PC4-24000、8GB×2）
SSD	SanDisk「SDSSDHII240G」（240GB）
グラフィック	Intel HD Graphics 530（i7-67600K内蔵）
電源ユニット	Seasonic「SS-750KM」（750W/80PLUS GOLD）
OS	Windows 10 PRO（64ビット）

AS SSD Benchmark

　まずは「AS SSD Benchmark 1.8.5636.37293」で計測。圧縮率による違いをチェックできる「Compression-Benchmark」も実施している。

240GBモデルのMB/sec

240GBモデルのiops

480GBモデルのMB/sec

480GBモデルのiops

「Compression-Benchmark」の結果。240GB（左）と480GB（右）

　両モデルとも、公称値には届いていないが、最安価格帯ながら十分なパフォーマンスを発揮している。「Compression-Benchmark」の結果を見るに、圧縮率の違いによる影響はない。

　240GBモデルはライトの転送速度に波があり、230MB/sec程度まで落ち込んだが、リードはかなり安定している。480GBはリード、ライトともに非常に安定していた。

ATTO Disk Benchmark

　「ATTO Disk Benchmark 3.05」を用いてシーケンシャルの最大性能を計測したが、ともに公称値を超える結果を出している。それぞれの最高は、240GB「NT-N550SS3A240STD2BG」が、シーケンシャルリードで565MB/sec、同ライトで508MB/sec。480GB「NT-N550SS3A480STD3BG」は、シーケンシャルリードが565MB/sec、同ライトで536MB/secとなった。

「ATTO Disk Benchmark 3.05」の結果。240GB（左）と480GB（右）