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映像エンジンの改善で、さらにノイズの少ない撮影が可能に

Nikon D5、4年の進化をD4愛用のカメラマンが検証

2016年04月10日 12時00分更新

文● 岡田清孝 編集●ASCII

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スポーツイベントの撮影を狙ったフラッグシップ機

 4年前後のサイクルでモデルチェンジをする伝統(?)を守り、3月に発売になったばかりのニコンのフラッグシップ機「D5」。従来モデル「D4」(正確にはマイナーチェンジの「D4S」があるの前々モデル)を愛用する自分には気になる存在だ。今回短い時間だが試用する機会に恵まれたので、一番注目の画質を中心にチェックしてみた。

 D5の主なスペックをおさらいすると、撮像素子はフルサイズ有効2082万画素。153点測距のAFシステムにAF/AE追従秒間約12コマ(ミラーアップ時AF/AE固定では14コマ)の高速連写、常用でISO 10万2400(拡張機能でISO 328万0000相当)の高感度撮影が可能。報道やスポーツのプロカメラマン向けモデルで、価格はボディーのみ75万前後と気軽には買えない金額だ……。

 まずはD4と細部を比較してみよう。

マウント横のファンクションボタンが2つから3つに増えた。ストラップリングの位置も微妙に違う。

 外観は基本的にD4のデザインを踏襲し、正面から見たときに違いはごくわずか。もしロゴを隠した状態で見分けることができたら、なかなかのマニアと言える。ただし上面や背面のボタン配置は少し変更されている。

「D5」(写真右)「ISO」ボタン上部シャッターボタン後ろに
「MDDE」ボタンは上面左側に変更された。

 一番大きな違いは「ISO」ボタンと「MOOE」ボタンの位置。撮影モードそれほど頻繁に変更することがないので対して気にならないが、「ISO」ボタン位置が変更になったのは「少し戸惑うかな……」と思っていた。しかし実際に撮ってみると上部シャッターボタンの後ろに配置されてるほうがファインダーを覗いたまま設定がしやすいことが判明。「ふむ、コッチのほうが使いやすい」「D4もファームアップでボタン位置変更出来ないかな~」などど思ってしまった。

XQD+CFのダブルスロットからのXQDまたはCFのダブルスロットに変更

 記録メディアはD5ではXQDもしくはCF(いずれもダブルスロット)を選択できる。どちらを選ぶか悩ましいところだが、すでにD4でXQDを導入している身からすると、その速度の恩恵(特に撮影後にPCへ画像転送する際の速度)は大きい。

 先日レキサー製XQDが大幅値下げされたこともあり、個人的には「XQDモデルのほうがオススメかな」と感じた。

測距点を比較すると、「D5」(写真右)のほうが範囲が一回り広い。

 AF測距点は51点から153点と大幅に増加。自分で選択できるのは55点だが測距点の配置が広くなったので、より自由な構図でピントが合わせられる。また細かい話だが測距点を変更する背面の「マルチセレクター」の形状も改良。D4ではやや尖っていて長時間使用していると指先が痛くなったが、D5ではフラットな形状になり操作もしやすかった。

マルチセレクター。形状が変わっている。

 背面液晶はタッチパネルに対応。再生画像をスワイプで送ったり、ピンチイン/アウトで拡大縮小できるので、画像を探したりピントをチェックする操作が断然やりやすくなった。

タッチパネル化で再生時の操作が向上。

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