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中国大手ECモールとYGLが連携、最短4日のスピード配送へ

2016年04月07日 05時00分更新

記事提供:通販通信

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image 中国ECモール大手の京東商城とJD.COM公式パートナーのFRANKK(フランク)、ヤマトホールディングス(株)の子会社で国際物流サービスを提供するヤマトグローバルロジスティクスジャパン(株)(YGL)は6日、京東の越境ECモール「京東全球購」で、日本企業の「出店」・「出品」のサポートや、注文から商品到着まで最短4日のスピード輸送サービスの提供を5月上旬より開始すると発表した。

 3社は日本のメーカーや小売事業者、EC事業者に「京東全球購」への「出店」・「出品」を案内。出店者の店舗設立や運営サポートはFRANKが担当。YGLが指定物流事業者となり、ヤマトチャイナダイレクトを利用して、日本の指定倉庫から購入者まで輸送する。物量が増えた場合は、ヤマトグループの中国国内の保税倉庫で保管し、注文毎に出荷対応を行う。出品者や出店者は、輸送からバックヤード業務、店舗運営、エンドユーザーへの配送までトータルで業務委託をすることができる。

 京東集団は中国BtoC直販型の最大手企業であり、傘下の海外法人向けのECモール「JD.com International Limited(京東全球購)」は2015年6月に日本の商品を取り扱う日本館をオープンするなど、日本企業の誘致に注力してきた。YGLは2014年4月から上海市郵政と連携したヤマトチャイナダイレクトを開始し、日本企業の中国での越境事業を物流から支援してきた。

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