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【全力特集】4型のiPhone SE&9.7型iPad Proが登場! 第28回

PencilってPenじゃないんですよね

iPad Proユーザー必見 Apple Pencilの弱点を補うアクセサリーを試してみた

2016年04月05日 13時00分更新

文● ゆうこば

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9.7インチiPad Proといっしょに使うと意外に細長く感じるApple Pencil

 手書き好きということで、予約開始日に9.7インチiPad Proをポチったゆうこばです。純正のペン「Apple Pencil」はツルツルした表面をつついているような独特な書き味があるようですが、だんだん慣れてきたところです。

 さて、そんなApple Pencilを使っている方はすでに多くいらっしゃると思いますが、意外に長くて細いですよね。12.9インチiPad Proといっしょに見たときはそれほど細長く感じなかったのですが、9.7インチiPad Proと見比べると結構なものに見えてきます……。素のままでカバンに入れるのも怖いので、自分はほかのペンと同じくペンケースに入れています。

シンプルなデザインゆえ、こういうタイプのペンケースだとキチンと閉じられるポケットに入れるしかないですよね

 ペンを使うデバイスの課題といえば、そのペンの携帯方法が気になるところ。マイクロソフトの「Surface Pro 4」に関しては、本体側面にマグネットでくっつくようになっていますし、サムスンの「Galaxy Note」シリーズでは本体に内蔵できます。一方、iPad Pro+Apple Pencilではそのような工夫はあまり施されてない様子。そこで、その弱点を補う製品がミヤビックスで販売されていたので使ってみました。

その名も「PencilClipz Multi-Use Clip for Apple Pencil」

 「PencilClipz Multi-Use Clip for Apple Pencil」はApple Pencil用のサードパーティー製アタッチメント。使い方はカンタン、Apple Pencilの端から装着するだけ。太さは結構キッチリと合わせてきているので、ツメなどでアタッチメントを浮かせながら位置を調整します。

パッケージに書かれている使い方はこんな具合

アタッチメントをつけてみたApple Pencil

 このアタッチメントには2つの使い方があるようなので、実際に試してみます。ひとつはアタッチメントの突起部をiPad Pro本体のLightning端子に挿し込むこと。実際に挿してみると、結構キツく途中で折れてしまうか心配になりました。それに、9.7インチiPad Proの幅は169.5ミリ。対してApple Pencilの長さは175.7 ミリ。ここに装着するのはあんまり良いとは言えないようです。

実際に挿してみましたが、挿している間はiPadを充電できないわ、本体の幅より長いわ、途中で折れそうだわでよくない感じ

 もうひとつの使い方は、クリップ部分を活用するもの。こちらは一般的なペンと同じように使えるため、自分が使っているようなタイプのペンケースや職場などで胸ポケットにペンを挿して移動するときなどに便利です。

Pen(ペン)ではなくPencil(鉛筆)ゆえにないのであろうクリップ部はあると落ち着く

多少位置を調節すれば胸ポケットに入れることでもできる

 ここまで試して「だったらLightning端子に挿す突起部は折ってもいいかな」とも思いましたが、装着したまま何気なく机に置いたところ意外な利便性に気がつきました。そう、突起部のおかげで机の上でピタッと止まるのです(素のままでも重心の関係で。ある程度決まった場所には置ける)。

平面でもピタッと止まるのはちょっと地味だけどうれしい

 本体への取り付けには難点があった「PencilClipz Multi-Use Clip for Apple Pencil」。けれど、クリップ部はApple Pencilの弱点をうまく補ってくれるため、一度は試してみる価値はあり。ミヤビックスで1296円で販売中なので、iPad ProユーザーでApple Pencilの取り扱いに困っている方は、ぜひお試しあれ。

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