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【全力特集】4型のiPhone SE&9.7型iPad Proが登場! 第13回

今回は規模も小さく予想通りの発表内容だった

新iPad Pro 9.7インチは持ち運びやすく、パワフルで魅力的

2016年03月22日 15時30分更新

文● 石川 温 編集●ASCII.jp

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9.7インチiPad Proは3月24日注文開始、サイズはiPad Air 2と同様。価格は7万2144円から。カメラやLTE通信機能が大幅強化

 日本時間3月22日の未明、アップルのスペシャルイベントが開催された。現地でイベントに出席した、ケータイジャーナリストの石川 温氏にコメントをいただいたので紹介する。

新iPhone SEは5sとまったく違いがわからない

石川温氏

──iPhone SEの感想は?
 パッと触った感じでは、(SEは)5sとまったく違いがわからない。ローズゴールドだけは、新色ということもあり少し目新しい。6s相当のスペックもハンズオンで少しの時間触っただけではあまり体感できなかった。

──iPad Pro 9.7インチは?
 今回発表されたiPad Proは、Air 2より重たい。256GBモデルも出て、PC代わりに使うといったイメージ。12.9インチより持ち運びしやすく、それでいてパワフルなのは魅力的。私は買おうと考えている。新しいiPad Pro用に9.7サイズになった新しいキーボードも触ったが、(12.9インチ用より)小さくなったからといって打ちにくいということはなかった。

──Apple Watchは?
 現地説明員によると、ナイロンバンドは日本製らしい。質感は非常によく、とくに汗ばむ夏場にはいいのではないか。

──全体を通しての印象は?
 発表前半は企業としてのメッセージが強い。FBIとの対決、リサイクル、企業の経営姿勢を明確にした。製品は予想通りだったが、3月に商戦期を構えるということは、消費者にとって「いつでも新鮮に買える」という意味合いでは非常に重要と思う。今回、規模も小さく予想通りの発表内容だったため、現地で取材する人々の反応も落ち着いたものではあった。

iPhone SEのストレージは16GBと64GBの2種類。直販価格は、16GBが5万7024円、64GB版が6万9984円。予約開始は3月24日で、発売は3月31日


石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『ケータイ業界52人が語る「戦略」の裏側』(毎日コミュニケーションズ)など、著書多数。


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