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統計科学とコンピューターの歴史の重要な技術遺産

統数研の物理乱数発生装置が「情報処理技術遺産」に認定

2016年03月14日 18時44分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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物理乱数発生装置群(左)と統計数理研究所 計算機展示室(右)

 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所(統数研)は3月14日、歴代の物理乱数発生装置が情報処理技術遺産として認定されたと発表した。

 情報処理技術遺産は、情報処理学会が日本におけるコンピューターの歴史や研究成果を後世に残す(いくつかは破棄されて実物が存在しない)ための認定制度。

 統数研の物理乱数発生装置は、コンピューター内で数学的に作り出す乱数は真のランダムになりえないため物理的な現象から乱数を取り出す装置。放射性物質の崩壊、熱雑音などによって乱数を出力し、統計モデルのシミュレーションなどに用いる。

 今回、情報処理技術遺産として認定されたのは、1950年頃から2010年までの9台の装置「物理乱数発生装置群」。また同時に、物理乱数発生装置群を展示する「統計数理研究所 計算機展示室」も情報処理学会「分散コンピュータ博物館」として認定された。今後一般にも公開されるという。

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