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組みたい自作PC構成まるわかり!! ― 第6回

【今月の自作PCレシピ】人気Mini-ITXケース「M1」を使った自作のコツ

2016年03月19日 15時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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 動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みの組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

 秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

完売するほど人気のMini-ITXケース「M1」

 北米の自作ユーザーコミュニティ発のブランドNCASEから発売されたMini-ITXケース「M1」。2015年7月に国内販売が始まり、高い拡張性やデザインなど、PC自作ユーザーの声をフィードバックした仕様に多くの自作ユーザーが魅了された。

コンパクト性を損なわず、高い拡張性を備えるNCASE「M1」は、ハイエンド構成の小型PC自作に最適。実売価格は2万9000円前後と高価だが、長~く使い続けられる1台といえる

 Ver.4からVer.5へのアップグレードが告知され、生産待ちとなっていたが、1月下旬にVer.5が国内に登場。ツクモやパソコンショップアーク、オリオスペックなどで販売中だ。

 Ver.4とVer.5の違いはわずかで、マザーボードトレイがリベット打ち固定からネジへ変更され、組み立てやすさが向上したほか、フロントUSB 3.0ポート部のフチにある金具を除去することで、見た目がより奇麗になっている。

マザーボードトレイがネジ固定に変更されたVer.5。トレイを外せるので、組み立てやすさが向上した
USBポートのフチにある金具を除去しただけで、見た目がグッと良くなっている

PCパーツ選びのポイントをオリオスペックに聞いた

 魅力溢れるNCASE「M1」だが、パーツの選定が難しく、PC自作初心者にはちょっと敷居が高い。とくにビデオカード、電源ユニット、CPUクーラーは、サイズによっては搭載できないこともあるので注意が必要になる。

オリオスペック

 そんなNCASE「M1」で組む際のポイントやオススメパーツを、PCケースに「M1」を使用したオリジナルBTOマシンを販売しているオリオスペックに聞いてみた。

 オリオスペックではNVIDA「GeForce GTX 960」搭載した「QUIESPEC Gamer's MINI M1 標準仕様」と、Core i5や「GeForce GTX 980 Ti」を搭載したハイエンドな「Gamer's MINI M1 HIGH PERFORMANCE」の2モデルを販売中。自作は難しいという人は、BTOマシンでコンパクトなハイエンドPCをゲットだ。

NCASE「M1」を使用したBTOマシンの「Gamer's MINI M1 HIGH PERFORMANCE」。カスタマイズで「GeForce GTX TITAN X」も選べる

カード長に加えて高さが大事

 「M1」は、カード長305mm対応なので、ハイエンドビデオカードを余裕で搭載できると思うかもしれないが、昨今のオリジナル基板やGPUクーラーはボード長に変わり高さが増えており、なかには高さが140mm近くになっている製品もある。

 そのため「M1」に限らず、細めのタワータイプやコンパクトタイプのPCケースでは、ビデオカードとサイドパネルが干渉するおそれがある。

 一応、「M1」は全高130mm(サイドブラケット未使用時)までのCPUクーラーに対応していため、補助電源のケーブル分も考慮すると、高さ120mm程度までのビデオカードが安心だろう。

 同店スタッフM氏いわく、ビデオカードサイズに関しては「オリジナルクーラー搭載モデルであれば、比較的クーラーおよび基板の全高がブラケットと同程度のモデルが多いELSA製のビデオカードがオススメ」とのこと。

 また、「GeForce GTX 970以上のハイエンドビデオカードは、サイズに加えて、GPUクーラーの排気方向も大事で、外排気のリファレンスとオリジナルクーラーであればメーカー問わず問題ないが、内排気のクーラーはエアフローに注意が必要」という。

同じGPUを搭載していても、オリジナルデザインの基板やGPUクーラーでサイズは段違い。最近のビデオカードはカード長よりも、高さのほうが重要になってきている
オリオスペックでテスト中だった「GeForce GTX 980 Ti」搭載のM1マシン。補助電源ケーブルの取り回しを考慮すると、高さ111mm前後となるリファレンスでも、ギリギリだったりする

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