富士通の小型デスクトップ「ESPRIMO WD1/X」は、直販サイト「富士通WEB MART」が限定販売する「DHシリーズ」のカスタムメイドモデルだ。その魅力は、約幅55×奥行き191×高さ186mmと外付けHDD並みのサイズで、タテにもヨコにも置けて設置場所を選ばない点にある。しかも、標準構成の価格が6万6096円(2016年3月16日14時までの15%オフクーポン適用時)とリーズナブルだ。デスクトップPCはほしいが、ゴツくてデカい製品は遠慮したいという方にもまさにうってつけだ。
Core i7のメインマシン、Celeron搭載サブマシンのどちらもOK
「富士通WEB MART」でパーツ構成が自由自在
「ESPRIMO WD1/X」は、「富士通WEB MART」で好みに合わせてパーツ構成を購入時に選択できる点も魅力で、第6世代(SKylake)の最新CPU「Intel Core i7-6700T(2.8GHz~3.6GHz)」「Intel Core i3-6100T(3.2GHz)」「Intel Celeron G3900T(2.6GHz)」に加え、4/8/16GBのDDR 4メモリーや約500GB/1TB HDDまたは約256/512GB SSDを指定できる。光学式ドライブはDVDスーパーマルチドライブかBDXL対応のBlu-ray Discドライブのどれかを選択可能だ。
メインマシンとして購入するなら、Core i7-6700T
メインマシンとして購入するという方なら、数年間使い続けることを考えてCore i7-6700Tを中心に、可能なかぎり高いスペックの構成にするのがオススメだ。外付けGPU(ディスクリートGPU)を搭載できないためバリバリの最新3Dゲームをプレイするのには向かないものの、軽めのオンラインゲームやブラウザーゲームならサクサク遊べる。当然ながら、ネット動画の視聴や音楽再生は朝飯前だ。
Core i3-6100TやCeleron G3900Tの小型サブマシンも構成できる
すでにデスクトップPCやノートPCを持っている方なら、CPUとしてCore i3-6100T(3.2GHz)やCeleron G3900T(2.6GHz)を選び、小型サブマシンとして構成することをオススメしたい。ASCII.jp読者なら、両親など家族に使ってもらうPCとして検討するのも手だろう。ネットブラウズやメール、オフィスソフトの利用が中心なら十分こなしてくれるはずだからだ。
ちなみに、購入時のカスタマイズオプションで「Office Home and Business Premium」を選択すると2万3760円がプラスされるが、実はパッケージ単体(マイクロソフトストア価格3万7584円/税込)よりもはるかにリーズナブルに購入できるようになっている。「Office Personal Premium」の場合ならプラス2万520円で、パッケージ単体(マイクロソフトストア価格3万2184円/税込)よりもやはりオトクだ(価格はすべて2016年3月4日現在)。
プチ自作感覚でメモリーやストレージを強化できる
「ESPRIMO WD1/X」は、筐体の左右側面を開けて、メモリーやSSD/HDDといったストレージをプチ自作感覚で強化できる点も注目ポイントに挙げられる。
ユーザーによるメモリー/ストレージ換装はあくまで自己責任の行為で、確実にメーカー保証外になり、場合によっては正常に動作しなくなる可能性がある。しかし、自分の手で自分のPCをパワーアップできるというのは、便利な上に楽しい。購入したままの状態で使う予定の方でも、もの足りないと感じた際に換装することで改めて使い勝手が良くなるので、検討だけでもオススメしたいところ。自分で作業して性能がアップすると、ひときわ愛着が増すこと請け合いだ。
「ESPRIMO WD1/X」を手に入れて、ぜひPCならではの世界を楽しんでほしい。