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GALAX「GTX 970 BLACK EXOC SNIPER EDITION」

最新ゲームに備えるならGALAXのGTX970がベストバイ

2016年03月14日 11時00分更新

文● 加藤 勝明 編集●北村/ASCII.jp

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 「Fallout4」や「Rise of the Tomb Raider」といった重めのゲームも遊んでみたいし、「Oculus Rift」や「HTC Vive」などのVRヘッドマウントディスプレーにも挑戦してみたいが、ビデオカードの選択に悩んでいる人も多いことだろう。

 GeForce GTX 980や980 Tiあたりならなにが来ても怖くなさそうだが、もうちょっと財布に優しいカードがほしいと考える人も多いはず。

 とくにVRHMDが10万円以上という強気の価格設定になってしまったことを考えると、ビデオカード予算も動作に支障のない範囲で安く済ませたいところ。

 そんな人にオススメしたいビデオカードが、GeForce GTX 970を搭載するGALAX(Galaxy)ブランドの「GTX 970 BLACK EXOC SNIPER EDITION」こと「GF PGTX970/4GD5 EXOC SNIPER」だ。

GALAX製OC版GTX970カード「GF PGTX970/4GD5 EXOC SNIPER」。実売価格は4万8000円前後

 古参の自作ユーザーにとっては、Galaxyといえば玄人志向とのコラボや、安さ重視のイメージがあるが、このGALAXブランドの製品は大手ビデオカードメーカー製品に負けない完成度を誇っている。早速チェックしてみよう。

ブースト1329MHzのOCモデル

 GTX 970 BLACK EXOC SNIPER EDITIONのスペックは、ベース1178MHz&ブースト1329MHz。リファレンスモデルがそれぞれ1050MHz/1178MHzなので150MHz近くオーバークロックされている計算だ。

GTX 970 BLACK EXOC SNIPER EDITIONのスペック
CUDAコア数 1664
ベースクロック 1178MHz
ブーストクロック 1329MHz
メモリタイプ GDDR5
メモリバス幅 256bit
メモリ転送レート(相当) 7010MHz
メモリー容量 4096MB
メモリ帯域 224GB/sec
カード寸法 271×124.3×41.5mm
最大消費電力 145W
外部電源 6ピン+8ピン

 ビデオメモリーは7010MHz動作(相当)のGDDR5 4GBを搭載する。特別すごいOC設定ではない(超OCモデルが欲しいなら同社の白い「HOF」シリーズを狙うべきだ)が、大型クーラーを装備した手堅いつくりになっている。

 その大型クーラーには「Silence Extreme Technology」という後術が採用され、騒音を抑えるためアイドル時はファンが1基だけ動作する。また、下向きの空気の流れを最大化するためにファンのブレードを強化し、静音性と冷却性を向上させている。

「GTX 970 BLACK EXOC SNIPER EDITION」の諸元をGPU-Zでチェックしてみた

 製品名にもある通り、基板からファンブレードに至るまで、ほぼ黒一色でまとめられた渋いデザインだが、動作中はGeForceロゴやファンが発光するなど“中を見せるPCケース”に入れても栄えるデザインになっている。

GTX 970 BLACK EXOC SNIPER EDITIONの表と裏。4本のヒートパイプを使った冷却システムと、基板裏のバックプレートが、OCモデルといった雰囲気を醸しだしている

OC版GTX970なので補助電源は8ピン+6ピンに強化されている。基板も黒で統一されているのがわかる

映像出力はスタンダードなDVI×2、DisplayPort×1にHDMI2.0×1という構成。GTX970だとフルHD液晶がベストマッチなのでDVIが2系統というのは実に合理的な装備といえる

カード上部の「GeForce GTX」の文字および2基のファンにはLEDが仕込まれており、通電時にはこのように発光する。写真はアイドル時だが片方のファンが停止しているのもわかるはずだ

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