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iPad ProとSurface Pro 4の実力と魅力に迫る 第2回

「Surface Pro 4」はノートPC代わりに使いこなせるか

2016年03月08日 12時59分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●南田ゴウ

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着脱が容易なタイプ カバーを使うと
「限りなくノートPCに近い」ものに

 アクセサリーにある「Surface Pro 4 タイプ カバー(1万7712円~)」をSurface Pro 4に接続すると、使い勝手も見た目もノートPCのようになる。

 本体底部のSurfaceConnectと周辺の磁石によって接続されるため、少し力を入れると取り外せ、取り付けも同様に磁力であっさりと済むため、タブレットして使いたい場合、キーボード操作をしたい場合というように、目的に応じての切り替えが容易だ。

 たとえば、オフィスで事務作業をしていたが、終了したのでソファーでゴロゴロしながら動画を見たいと思ったとき、タイプ カバーを外せばタブレットになるわけだ。上記のとおりタブレットとしてはソフトウェアが追いついていないため、Surface Pro 4は別売りのタイプ カバーを取り付けた状態が、本来の初期状態だといってもいい。

Surface Pro 4タイプ カバー。運搬時はカバー、開くとキーボードといった役割を果たす

フルサイズのキーボードを搭載。極薄キーボードだがキーストロークも確保されている

磁石での固定ながらしっかりしており、開いた状態ではキーボード面に軽い傾斜が得られる

 タイプ カバーは仕上がりのいいアクセサリーで、打鍵感はノートPCと変わりなく、タッチパッドも用意されている。タイプ カバーを接続した状態であれば、愛用しているアプリケーションをインストールしたり、文章作成をしたりといった操作感はノートPCと変わらない。気になる部分は、打鍵が少し強めの人だとキーボード中央部が軽く凹むような印象を受ける点くらいだろうか。

膝上も条件付きだが、それなりに安定する。こういったシーンでの使用頻度が高い場合は、ふつうのノートPCを選んだほうがストレスは少ない

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