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狭いところも確認できるポータブルタイプの工業用内視鏡が発売

2016年02月27日 10時00分更新

文● 鈴鹿 廻

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 極細のフレキシブルチューブを採用した、持ち運べる工業用内視鏡「ポータブル内視鏡スコープ」がサンコーから発売。サンコーレアモノショップ秋葉原総本店にて、1mモデルと3mモデルが店頭販売中だ。

狭いスキマや配管の中など、入り込めない場所を観察できる工業用内視鏡。乾電池駆動のため、電源不要で出先でも使用できる

 持ち運べるサイズに基本機能をそろえた、先端径5.5mmの工業用内視鏡。ケーブルは自由に形を変更できる“形状記憶型フレキシブルチューブ”を採用し、好みの形に変形させてスキマや配管の内部を確認できる。

 先端部には7段階に明るさを調整できる白色LEDライトを内蔵するほか、側面を確認できる側視用のミラーも付属。気になる箇所をピンポイントにチェックできるというわけだ。

 また、本体には2.4型カラーディスプレーを搭載し、手元で画像を見ながら操作可能。さらに、必要に応じて動画・音声と静止画が撮影できるほか、AVケーブルでテレビや液晶ディスプレーなどの大画面に出力することもできる。

先端径5.5mmの極細チューブは、形状記憶型のフレキシブルタイプ。本体にはディスプレーを備え、カメラの映像を確認・録画できる

メディアはmicroSDに対応。電池は単3電池4本を使用する

 カメラはIP67の防水に対応し、視野角は60度、解像度は動画が1280×720ドットまたは640×480ドット、静止画が1280×960ドットで記録できる。録画メディアは最大32GBのmicroSDHCが使用でき、電源は単3電池×4で連続駆動時間は約1.5時間。

 店頭価格は、1mモデルが2万4800円で3mモデルが2万9800円。ただし、サンコーレアモノショップ秋葉原総本店では、今週末の店舗限定で1mモデルを2万3800円、3mモデルを2万8800円で販売する。

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