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台湾1日659円 4Gの格安海外レンタルWi-Fiルーターの実力は!?

2016年02月17日 17時00分更新

文● 伊藤 真広 編集●北村/ASCII.jp

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 海外でもインターネットを使って情報を収集したり、SNSなどを使って思い出をその瞬間にアップロードするのは、いまや当たり前。

 SIMロックの解除ができるようになったことで、訪問先の国のSIMを購入して使う人も徐々に増えつつあるが、全体の割合は決して多くない。多くの人はキャリアが提供する海外ローミングサービスやレンタルWi-Fiルーターを利用しているはずだ。

 国内キャリアのローミングサービスの使い放題プランは1日2980円前後、Wi-Fiルーターのレンタルサービスは国内の大手の費用は、日額あたり1000円以上まもで、お手頃な価格とは言いがたい。

 格安航空会社などを使用してお手頃価格で海外旅行に来たのに、ネット接続のために大枚を叩くのはちょっと……、というユーザーも多いだろう。

 そんななか、1日あたりワンコイン以下で使用できる海外レンタルWi-Fiサービス「iVideo」を発見した。大手会社となにが違うのか、実際に使用してみたのでレビューをお届けしよう。

「iVideo」、国によっては、ワンコインどころか100円以下という現地SIMを購入するよりもお得なプランも用意されている

モバイルルーターが
出発前に自宅に届く!

 「iVideo」だが、一体どんな企業が運営しているのか気になるところだが、サービスを提供しているのは、維思資訊股份有限公司という台湾の企業。

 海外の企業ということは現地の空港などでモバイルルーターを受け取らないと行けないのか、借りるためには英語など日本語以外の言語スキルが必要と思うかもしれないが、日本にも支店があり、日本語で申し込めるサイトが用意されている。

 受け取りも、出発前の空港のコンビニや郵便局での受け取りに加えて、新宿や浅草の直営ショップ、さらに事前に予約をしておくことで出発前日までに自宅に届けてもらうこともできる。

 今回、出発までに5日間ほどあったため、自宅に届けてもらうサービスを利用してみた。なお、自宅受け取りサービスには、送料360円が必要となる。

 利用法方法だが、iVideoのサイトから会員登録をして、発行されたIDとパスワードでログイン。トップページから使用したい国を選び、それらの国のプランと受け取り方法を選ぶだけ。

 なお、自宅での受け取りサービスを利用する場合は、受け取り日の2日前から、地域によっては4日前の午前10時までに予約をしなければならないので、予約をする際には注意が必要だ。

会員登録からレンタルの申し込み完了までにかかった時間は10分程度と、大手レンタルサービスとほとんど変わらない

 今回使用する国は台湾。3G回線は1日319~359円と激安なのだが、複数台接続した際に速度がでなくてがっかりするのが嫌だったので、3G回線に比べると少々割高になってしまうが、1日659円の4GLTEのプランを選択した。

 申込完了後、メールで予約確定の連絡があり、出発の前日となる1月29日にレターパックライトで自宅にルーターが無事に到着した。

 送られてきたルーターはHuawei製のモバイルルーターで満充電状態。このほかに、充電用のACアダプターとマイクロUSBケーブル、返却用のレターパックライト、日本語の取扱説明書が同梱されている。Wi-Fiの接続パスワードは、モバイルルーターの背面に書かれている。

予約をすると自動的に送信されるメールと、出発前日に届いたモバイルルーターと、返送用のレターパックライト

Huawei製GL04Pに似ているモバイルルーターだが、ボタンの位置などから国内では販売されていないモデルだろうか?

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