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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第67回

酒好き記者がガブガブ飲んだ!

ブルーボトルの意識高いチョコレートは酒にも合う

2016年02月14日 09時00分更新

文● ナベコ

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※注:ブルーボトルコーヒーでお酒は売っていません

 こんにちは酒好き記者のナベコです。来たる2月14日はバレンタインデー。みなさんにとってスイートな1日になるでしょうか。

ブルーボトルのオリジナルチョコレートセット

 サンフランシスコ生まれのオシャレなコーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」では、バレンタインデーに向けて、ブルーボトルならではのギフトセットを販売。

 オリジナルのコーヒー豆200gとチョコレート1枚(57g)の組み合わせである「Dick Taylor×Blue Bottle Coffeeペアリングギフトセット」は、コーヒー好き男子や意識高めの上司(笑)へのバレンタインギフトにぴったり。

 価格は5184円と、ブルーボトルのコーヒー豆の一番手軽な価格帯が200gで1500円程度なので、そこから比較してもややお高めです。つまり、ギフト用のリッチな豆、リッチなチョコレートの組み合わせなのですね。

 もちろん組み合わせるからには、コーヒーのつまみに(おっと、つまみじゃない)、お供に、チョコレートをちょびちょびやろうという趣向なのです。

グアマテラ産のコーヒーにグアマテラ産のチョコレート

 コーヒー豆は、中米グアテマラ産の「アルタ・ヴェラパズ サンタ・ソフィア」です。グアテマラの山奥アルタヴェラパズ県にある深い霧に包まれた雲霧林地帯と呼ばれる地域に位置するコーヒー農園でつくらたシングルオリジンコーヒー。

 ええと、記者ナベコは酒は好きなのですがコーヒーはあまり詳しくないので、同じように酒好きの人に注釈。

 シングルオリジンコーヒーとは、同じ産地からとれた単一種を使用したコーヒーのことで、ウィスキーでいうシングルモルトウィスキーと近いですね。他の醸造所のものとブレンドしていないから、個性が出やすい。

 チョコレートは、「アルタ・ヴェラパズ チョコレートバー」。同じく産地がグアテマラで、コーヒー農園から48キロ先に位置する農園から採れたカカオを使用した、混ざりっ気がないシングルオリジン。カリフォルニアで人気のビーントゥーバーブランドのものなんですよ。

 はい、ここでまた酒好きのための注釈。

 ビーントゥーバーとは、小規模の工房でカカオ豆の状態から製造の工程を一貫して行なったチョコレートのことで、最近国内でも注目が高まっています。ビールでいうと、小規模の醸造所で醸したクラフトビールに近いですね。

チョコレートをちょこっとずつコーヒーに合わせる!

 グアテマラ産のコーヒーに、グアテマラ産のチョコレート。土地のコーヒーを土地のチョコレートに合わせて飲むってイキな計らいですよね。

 チョコレートはカカオ分が強いので、甘みが少なくどっしりビター。独特の酸味が強く感じられますよ。一般的な甘いチョコレートとは全然別物の味!

 手に取ってカカオの香りを十分楽しんだら、ほんのちょこっとかじって舌の上に乗せ、重厚な味わいを感じたところ、コーヒーで流し込むといいとブルーボトルの方に教えてもらいました。

 コーヒーはサードウェーブコーヒーらしく酸味が強く重厚な味わいです。その中にも、中米の楽園を彷彿させるフルーティーな芳香があるので、チョコレートと一緒に合わせると、めくるめく大人の上質なテイストなんですよ。

 いかにも大人なバレンタインギフトですね!

……ですが酒好き記者ナベコはコーヒーだけでは飽き足らず、酒、もってきちゃいました。

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