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1万円台イヤフォンから変わり種スピーカーまで、今旬のBluetoothオーディオを聴きまくる! 第1回

予想外にレベルが高い! 1万円前後で買えるBluetoothイヤフォン/ヘッドフォン

2016年02月15日 10時00分更新

文● 鳥居一豊

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動いてもズレないスポーツ向けイヤフォン
JVCケンウッド「HA-ETR80BT」

HA-ETR80BTの本体部。Bluetoothの回路やバッテリーも本体に内蔵するため、サイズはやや大きめ

HA-ETR80BTの本体部。Bluetoothの回路やバッテリーも本体に内蔵するため、サイズはやや大きめ

充電のためのmicroUSB端子。防滴仕様のためキャップで保護されている。イヤーサポートとイヤーチップが独立している形状もよくわかる

充電のためのmicroUSB端子。防滴仕様のためキャップで保護されている。イヤーサポートとイヤーチップが独立している形状もよくわかる

左右のボディーをつなぐケーブルの間にあるリモコン。3ボタンタイプで、ハンズフリー通話のためのマイクも内蔵する。こちらも防滴仕様だ

左右のボディーをつなぐケーブルの間にあるリモコン。3ボタンタイプで、ハンズフリー通話のためのマイクも内蔵する。こちらも防滴仕様だ

 ランニングなどをしながら音楽を楽しむ人は多く、快適な装着性と汗をかいてもOKな防水仕様のモデルが増えている。徒歩や電車・バスでの移動が主体の通勤・通学に比べると、体の動きが激しくなるスポーツ用途モデルがワイヤレスとなるメリットは計り知れないものがある。

 JVCケンウッドの「HA-ETR80BT」(実売価格 1万円前後)はそんなスポーツ用のイヤフォンだ。

 カナル型としてはボディーはちょっと大きめだが、重量は約15gと軽量。ユニークなのはイヤーチップとは別に可動式のイヤーサポート「ピボットモーションサポート」を備えていること。

 耳の形や大きさに合わせてイヤーサポートを動かすことで、フィット感を最適に調整できる。汗や水に強いIPX4相当の防滴仕様となっている。カラーはブラックとレッドの2色だ。

装着したイメージ。かさばるというほどではないが、本体部は耳の外にはみだす。ケーブルは首の後ろにひっかける感じで装着する

装着したイメージ。かさばるというほどではないが、本体部は耳の外にはみだす。ケーブルは首の後ろにひっかける感じで装着する

 装着してみると、カナル型としては大きめにも感じるし、本体部分が耳の外にはみ出すが、邪魔になるほどではない。

 また、十分に軽いので激しく頭を動かしてもズレるようなことはない。これは、イヤーサポートのフィット感のよさもあるだろう。

 試しにイヤーサポート部を動かしてみるとよりしっかりとした装着が可能になる。シリコン性なので感触は柔らかだが、イヤーサポートをきつめに調整すると長時間の装着では耳が痛くなるように感じた。

 このあたりは、ズレにくく、しかもきつくなりすぎない感じに調整するといいだろう。

 また、ランニングなど公道で音楽を聴く場合の周囲の危険に配慮し、遮音性の高い標準イヤーピースのほかに、周囲の音が聞こえやすい低遮音イヤーピースも付属する。交通量の多い道路などで使用する場合には低遮音タイプを使うようにしたい。

クセのない音質でバランスのいい再現

 音質はクセのないフラットなバランスで、低音域から高音域までスムーズに再生する。10mm口径のドライバーユニットは、磁力の高いネオジウムを採用したこともあり、低音域の伸びもなかなかのもの。

 「ガールズ&パンツァー劇場版」のサントラを聴くと、大太鼓のズシッとした響きも十分にパワフルで、大編成の楽団のスケール感や音の厚みもしっかりとしている。Chouchoのうたう「ピース・オブ・ユース」では、声は自然な再現でニュアンスもしっかりと出る。とくに高解像度というタイプではないが聴き心地のよいスムースな鳴り方だ。

 対応コーデックは標準のSBCのみだが、音質的には劣化感を感じることもなく、高域が詰まったような圧縮音声のクセっぽさもなく実にナチュラル。1万円台の価格ということで音質的には少々心配だったが、十分に満足できるレベルの音だ。

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