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1万円台イヤフォンから変わり種スピーカーまで、今旬のBluetoothオーディオを聴きまくる! ― 第1回

予想外にレベルが高い! 1万円前後で買えるBluetoothイヤフォン/ヘッドフォン

2016年02月15日 10時00分更新

文● 鳥居一豊

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 今やスマートフォンやPCならほとんどが対応しているBluetooth。キーボードやマウスといった周辺機器も数多く登場しているが、手軽にワイヤレスでオーディオ再生が楽しめるヘッドフォンやイヤフォン、スピーカーにも注目が集まっている。

 特に屋外で音楽を楽しむ場合、ワイヤレスで使えるイヤフォンのメリットは大きい。ケーブルがかさばるようなこともないし、スマホ自体のハンドリングも快適だ。

 そこで本特集では、ヘッドフォンやイヤフォン、スピーカーなどさまざまなBluetoothオーディオ製品を集めて紹介していく。

 第1回は1万円前後のお手頃価格で楽しめるBluetoothイヤフォン&ヘッドフォンから注目モデルをピックアップする。

 Bluetooth対応のオーディオ製品は、普通(有線)のイヤフォンやヘッドフォンに比べて価格が高価になるのは当然で、ワイヤレスの利便性にコストを投じるか、同じ予算でより音のいい、あるいは好みのモデルを選ぶか、という二択になりがち。

 数年前だと、Bluetooth対応となると数万円の価格になってしまうので、高くて手が出ないという人も少なくなかった。しかし、Bluetoothオーディオの人気の高まりもあり、今では1万円台の価格のモデルも登場してきている。

 音質にこだわってイヤフォンやヘッドフォンに交換しようという人にとっても、手を出しやすい価格でBluetooth対応モデルが選べるというのはありがたいだろう。もちろん、安かろう悪かろうでは意味がないので、肝心の音質もじっくりとチェックしておすすめのモデルをチョイスした。

複雑なBluetooth規格についておさらい

Bluetoothの仕様がパッケージに書かれていることが多いが、よくわからない……
Bluetoothの仕様がパッケージに書かれていることが多いが、よくわからない……

 製品を紹介する前に、Bluetooth規格について少しおさらいをしておこう。

 Bluetoothのスペックには、バージョンやプロファイル、クラス、オーディオコーデックといったものがある。Blutoothバーションは現在、3.0や4.0のものが多いが、Bluetoothオーディオという観点で見るとバージョン 2.0以降であれば問題はない。

 プロファイルは、オーディオをストリーム伝送するための「A2DP」(Advanced Audio Distribution Profile)が必須だが、さすがにA2DPに対応しないオーディオ機器はないと考えると、再生機器側をリモートコントロールするための「AVRCP」や、スマホなどを再生機器とした場合にハンズフリー通話を実現する「HFP」「HSP」などに対応しているかどうかが要確認となる。

 クラスは伝送可能範囲を表しており、クラス1が100m、クラス2が10m、クラス3が1mとなる。ヘッドフォンやイヤフォンの多くはクラス2だ。

 一番気を付けたいのはオーディオコーデックで、A2DPでオーディオを転送する際に、どのような圧縮方式を用いるかを示している。

 Bluetoothオーディオ機器はすべて「SBC」(SubBand Codec)というコーデックに対応するが、これよりも高音質で再生できると言われるのが「AAC」や「aptX」だ。AACはiOSでは基本となるコーデックで、iPhoneやiPodなどを再生デバイスとするなら、AAC対応製品を選ぶといい。

 aptXは高音質で遅延が少ないのが特徴で、再生デバイス側がこれに対応するなら、ヘッドフォンやスピーカーも対応製品を選ぶといい。

 もう1つ、ソニーが開発した「LDAC」というコーデックもある。ハイレゾ相当の再生が可能だが、こちらはまだソニー製品にしか搭載されていない。LDACに対応するXperiaやウォークマンを使うなら、ソニーのLDAC対応製品を意識してもいいだろう。

 そのほか、地デジやワンセグの音声をBluetoothヘッドフォンなどで楽しみたいなら、著作権保護規格の「SCMS-T」に対応する必要がある。

 また、複数の機器と同時にペアリング可能な「マルチペアリング」対応製品も増えており、複数の再生機器を持っている場合、ペアリングし直す手間がないという点で便利だろう。

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