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業界人の《ことば》から ― 第182回

大塚商会が裏で支える、メーカーの描く成長戦略

売れないはウソ、PCどころかタブレットも期待する大塚商会

2016年02月09日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII.jp

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今回のことば

  「昨年は、PCは、もう終わってしまったという風潮すらあった。だが、これからは、PCとタブレットは用途が違うということが浸透していくだろう。PCはなくならない」(一般社団法人日本コンピュータシステム販売店協会の大塚裕司会長)

大塚商会の業績が示す、PC市況の復調

2016年1月26日に行なわれた「平成28年新春特別セミナー・賀詞交歓会」

 2016年1月26日に、東京・内幸町の帝国ホテルで開催された一般社団法人日本コンピュータシステム販売店協会(JCSSA)の「平成28年新春特別セミナー・賀詞交歓会」は、過去最高となる600人以上の業界関係者が参加。会場は例年以上の熱気に包まれた。

 社団法人となって20年目の節目を迎えたこともプラス要素とはいえるが、それでも昨今のPC市況の低迷ぶりを払拭するような勢いを感じさせたのは事実だ。

 挨拶に立った一般社団法人日本コンピュータシステム販売店協会の大塚裕司会長(=大塚商会社長)は、「参加者の増加にあわせて、料理を追加した」と会場を沸かせてみせた。

 大塚会長は、挨拶のなかで、昨今のIT業界動向についても言及した。

 「2015年1~3月は、一昨年のWindows XP特需と、消費増税前の駆け込み需要の反動があったため大きく落ち込んだが、4月以降は持ち直してきている。大塚商会でも、昨年9月から、PCの販売台数が前年を上回ってきた」と、PC市況の復調ぶりを示す。

 実際、先頃、大塚商会が発表した2015年度(2015年1~12月)の連結業績では、PCの販売台数は、通期では17.7%減の79万5646台と、Windows XP特需の反動の影響を受けたものの、第4四半期には13.4%増の20万9683台と、前年同期比2桁増の伸長となっている。

 「PCは、前年割れの状況が続いており、昨年は、PCはもう終わってしまったというような風潮すらあった。だが、PCは持ち直してきた。PCはなくならない」と語る。

 復調してきたのはPCだけではない。

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