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マイクロソフト・トゥディ 第179回

クラウド時代の新たなパートナーシップの手本へ - 関電システムSOL 山元康裕社長・日本MS 平野拓也社長対談

2016年02月08日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ハイサイ比嘉

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日本マイクロソフトとの協業によって、今後5年間で6億円の売上高を目指したい

山元 日本マイクロソフトとの協業によって、今後5年間で6億円の売上高を目指したいと考えています。電力ビジネスは、もともと足の長いビジネスです。一度付き合いが始まると長いビジネス関係が続きます。その一方で、これからは電力業界における変化にも柔軟に対応していかなくてはなりません。

 また、日本マイクロソフトと協業することで、世界中で展開している様々なソリューションを活用し、電力市場という限られた小さいエリアに留まらず、新電力以外のところにも進出していきたいと考えています。日本マイクロソフトが持つノウハウ、知見を活用して、最高のパートナーシップを築きたいですね。

 マイクロソフトが取り組んできた変革する企業体質も学んでいきたいと考えています。これまでにも、マイクロソフト製品の積極的な導入により、良好な関係を築いてきましたが、2016年4月の電力小売全面自由化という歴史的な変革期に、日本マイクロソフトとの関係がさらに強固になることは意義深いものです。日本マイクロソフトとは、引き続き長いお付き合いをしていきたいと考えています。

平野 日本マイクロソフトでは、カスタマがパートナーとなってビジネスを成長させる新たなパートナーモデルを「パスタマ」と呼んでいます。

 もともとユーザーであった企業が、その立場をもとに、長期的視点で捉えたり、業界の深いところまで捉えたりすることができるのは、パスタマならではの大きな差別化になります。パスタマによるビジネスモデルを、ぜひ成功させたいと考えています。その点で、今回の関電システムソリューションズとの提携は、クラウド時代の新たなパートナーシップの手本になるものだといえるでしょう。


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