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NAMMショー合わせで発表された製品を見る。

真空管のアプローチ多様化! ギターとアンプのトレンドを見る

2016年02月06日 12時00分更新

文● 四本淑三

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ここでは1月21日から24日に開催された「The 2016 NAMM Show」のコタツレポートをお届けします。 前回まではこちら。
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 同情するなら旅費をくれ。インターネットさえあれば誰にでも書ける、機会均等型NAMMショー2016リリースまとめ記事も第三弾を迎えました。ええ、まだ続くんです。今回はキッズからおっさんまでみんな大好きエレキギター。

 売れないと言われ続ける雑誌の中でも、ギター関係だけはしっかり売れているという説もあり、かくいう私もたいして弾けもしないくせに、ギターやらアンプやらエフェクターやらを買っては、あーだこーだ言っているわけです。

 楽器の基本は完成されているため大きくは変化することはないものの、着実に時とともに移り変わりを見せるという点で、音楽機材のありようを示すメルクマールにもなり得るギター界隈、果たして今年はどうなっているのでありましょうか。

 そんな導入からいきなりなんですが、Bluetoothスピーカーです。

スマホにつながるJCシリーズ「JC-01」

JC-01

 スタジオやライブハウスにおける常設機材の王者として君臨し、全国どこへ行っても存在するギターアンプ「JC-120」。そのJCシリーズの意匠を最大限に被せたBluetoothスピーカー「JC-01」が、ローランドから発売されます。発売は2月12日、価格は2万円前後ということで、ヨドバシドッドコムでは2万4000円(10%ポイント還元付き)で予約を受け付けています。

 モチーフとなったJCシリーズの特徴は、ボリュームを上げても歪まないソリッドステートアンプであること、そして遅延素子によるコーラスユニットを内蔵していることの2点。

 特に1975年の発売以降、いまだ現役のJC-120について言えば、2発のスピーカーをコーラスユニットによりステレオで鳴らせる仕様です。それゆえ我々ユーザーがJCに持っている音のイメージは「やたらクリーンで音が広い」。オーディオスピーカーの意匠としては、ボリュームを少し上げただけで歪む真空管アンプのメーカーより有利だったかもしれません。

 せっかくだからモデリング回路でも積んで、ギターが鳴らせたらいいのにと思いましたが、それはできません。ただ、AUDIO IN端子とBluetoothは同時接続が可能という仕様。マルチエフェクターなどのライン/ヘッドフォンアウトをつないで、スマホの音とミックスして鳴らせるわけです。大抵のBluetoothスピーカーは、AUDIO INとBluetoothは排他利用ですから、ここは楽器メーカーの製品らしい部分でしょう。

 らしいと言えば TREBLE/MIDDLE/BASS と、JCシリーズそのまんまの3バンドEQが付いているところ。イコライザー付きのBluetoothスピーカーも珍しいですが、デザイン上、これがないと成り立たなかったのかもしれません。こんな見た目ですが、内蔵マイクによるハンズフリー通話に対応するなど、Bluetoothスピーカーの基本機能も押さえています。

 それにしても、こういう洒落っ気が出てくると、ローランドの今年の勢いは本物なのかという気がしてきます。実際の音を聴くのが楽しみです。

 フェンダーからは、これからU2のジ・エッジが使用するであろう「THE EDGE STRAT」が発表されています。

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