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業務システム開発のための部品組み立て型開発基盤「楽々Framework3」が「SAP HANA」と連携 ~大容量・高パフォーマンスに優れたシステム開発を実現~

2016年02月04日 15時00分更新

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業務システム開発のための部品組み立て型開発基盤「楽々Framework3」が「SAP HANA」と連携 ~大容量・高パフォーマンスに優れたシステム開発を実現~

 住友電工情報システム株式会社(以下、住友電工情報システム)は、業務システム開発のための部品組み立て型開発基盤「楽々Framework3」とSAP社のインメモリデータベース*1「SAP HANA」との連携検証を実施し、動作確認を完了しました。

 「楽々Framework3」は、業務システム開発のための部品組み立て型開発基盤として、数十人規模で利用する小規模なシステムから数万人に及ぶ大規模なシステムまで広範囲に使用され、システム設計から開発、保守運用フェーズに亘り高品質、高生産性を実現することによりTCO*2削減を図ることができます。
 「SAP HANA」は、インメモリコンピューティング技術などの新しいアーキテクチャにより大規模なデータの高速処理に強く、リアルタイム処理に優れた特徴をもつ新しいタイプのデータベースソフトウエアです。
 「楽々Framework3」は今回、この高速、大規模のデータ処理を得意とする「SAP HANA」と連携し、標準サポートすることになりました。これにより大容量、高負荷のトランザクション*3処理が必要な業務システムを「SAP HANA」を使って容易に構築することができます。「楽々Framework3」の開発者は「SAP HANA」を意識せずに従来のリレーショナルデータベースと同様にシステム開発することができ、既存のアプリケーションも基本的にプログラムを変更することなく新しいデータベースに切り替えることができます。
 さらに、「楽々Framework3」がもつマトリックスなどの表集計や棒グラフ、折れ線グラフ、パレート図などのBI*4系の部品を使えば、蓄積された大規模なデータをリアルタイムに処理、分析することもでき、お客様が持つビッグデータからビジネスの変化をリアルタイムに把握して迅速な意思決定を支援するためのシステム基盤としても活用いただけます。
 住友電工情報システムは、外部の優れた新しい技術との連携やサポートに今後も積極的に取り組み、業務システム開発の品質、生産性の向上およびコスト低減をトータルにサポートできるように努めて参ります。

以 上

*1 インメモリデータベース:メインメモリ(主記憶装置)上で、データを格納し処理を行うデータベース
*2 TCO(Total Cost of Ownership):コンピュータシステムの導入、維持管理などに関するすべてのコストの総額
*3 トランザクション:ある目的のために関連して実行される一連の情報処理の単位
*4 BI(Business Intelligence):企業や団体に蓄積された膨大なデータを収集・分析、また可視化してビジネスに役立てること

【楽々Framework3について】
■楽々Framework3のコンセプト
1.素早く組み立て自由にカスタマイズ
2.データモデルから自動生成
3.保守とドキュメンテーションの標準化

■楽々Framework3の導入メリット
1.簡単プログラミングで品質の高い、低コストの開発を実現
2.安心して長期利用することができ、保守コストを削減
3.内製化体制を確立し、開発人材の成長を促進

■楽々Framework3動作環境
サーバOS :Windows Server, Linux (RedHat Enterprise Linux , SUSE LINUX Enterprise Server), Solaris, AIX, z/Linux, i5/OS
アプリケーションサーバ:WebSphere, Oracle Application Server, WebLogic, Cosminexus, WebOTX, Interstage, Tomcat 等
データベース:Oracle, DB2 UDB, PostgreSQL, MySQL, SQL Server, SAP HANA 等
クライアント:Internet Explorer, Firefox, Android標準ブラウザ、Mobile Safari
                                                                   
■楽々Framework3 Webサイト
http://www.sei-info.co.jp/framework/?pr=n2u&fw=160204

【SAP HANAについて】
SAP HANAは、リレーショナルデータベース業界に大改革をもたらしたインメモリーコンピューティングプラットフォームです。データベース、アプリケーション処理、統合サービスの基盤が1つのプラットフォームに融合されています。同じ環境にさらに追加して利用できる、予測分析、プランニング、テキスト処理、空間分析、ビジネスアナリティクスのライブラリーもご用意しています。

■SAP HANAサイト:
http://go.sap.com/japan/solution/in-memory-platform.html

この連携に関するニュースリリースに対して、SAPジャパン株式会社 プラットフォーム統括本部長 バイスプレジデント  鈴木正敏様より、以下のエンドースメントを頂いております。

エンドースメント
住友電工情報システム株式会社がこの度「楽々Framework3」のSAP HANAでの連携検証並びに動作確認を完了したことを歓迎します。 「楽々Framework3」とSAP HANAの連携により、効率的で迅速なSAP HANA上での開発が可能となったことで、多くのお客様にSAP HANAの革新的なパフォーマンスによる効果を実感いただけるとともに、データベースだけではない豊富なSAP HANAの機能をお使いいただくことで将来の新しい取り組みを加速させる基盤の構築が可能となります。今後「楽々Framework3」およびHANAを基盤としたSAPソリューションの導入が効率よく良く進められることを期待します。


・楽々Frameworkは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
・SAP、SAP HANAは、ドイツ及びその他の国におけるSAP SE(もしくは子会社)の商標または登録商標です。
・AIX、i5/OS、WebSphere、DB2 は、米国 IBM Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Cosminexusは、株式会社日立製作所の登録商標です。
・ Excel、Windows、Windows Server、SQL Server、Internet Explorer は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・ Firefox は、米国 Mozilla Foundation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Interstageは、富士通株式会社の登録商標です。
・Oracle、Solaris、WebLogic、MySQL は、米国 Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Linux は、Linus Torvalds 氏の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Safari は、米国 Apple Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・SUSE は、米国 SUSE LLC の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・WebOTX は、日本電気株式会社の登録商標です。
・Red Hat は、米国 Red Hat, Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Android は、米国 Google Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・その他、本書に記載されている会社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。


■ 住友電工情報システム株式会社の概要
(1) 設立:1998年10月1日
(2) 資本金:4.8億円
(3) 従業員数:450名
(4) 代表者:代表取締役社長 白井 清志
(5) 本社所在地:大阪市淀川区宮原3-4-30(ニッセイ新大阪ビル)
(6) 事業内容:各種業務用ソフトウェアの開発・販売・保守、パッケージソフトの開発・販売・保守他

<製品に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社 
ビジネスソリューション事業本部 
システム営業部     TEL:03-6406-2840
西日本システム営業部  TEL:06-6394-6731
Email:rakrak@sei-info.co.jp

<本件に関するお問い合わせ先>
住友電工情報システム株式会社 
ビジネスソリューション事業本部 マーケティング室
TEL: 06-6394-6754 FAX: 06-6394-6759
Email:mkt@sei-info.co.jp  http://www.sei-info.co.jp

【付帯情報】
・楽々Framework3
http://itm.news2u.net/items/output/142687/1


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