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日本のSIMフリースマホ市場上陸にも期待!

家族のスマホトラブルをすぐに助けられる「Smartisan T2」発表会&実機レビュー

2016年01月15日 13時00分更新

文● 山根康宏 編集●ゆうこば

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 日本参入を決めた中国新興メーカーのスマーティザン。2015年12月29日に新たなフラッグシップモデルとなる「Smartisan T2」の発表会を北京で開催しました。独自機能も含めた使い勝手の高いOSを搭載するだけではなく、美しい本体デザインも特徴です。日本での発売はまだ未定ですが、これはぜひSIMフリーとして投入してほしい製品です。

スマーティザン3機種目となる新製品「T2」を発表する羅永浩CEO

 日本ではまだあまり名前を聞かないスマーティザン。同社のスマホは2014年5発表の「T1」、2015年9月の「Jian Guo」、そして今回発表されたT1の後継モデル「T2」で3機種目となります。スマーティザンのスマホは使いやすさを追求したAndroidベースの独自OSの搭載や、製品デザインが良いことで愛好者が増えているとのこと。

有料にも関わらず数千人が押し寄せる発表会
スーパーミッドレンジの「T2」と最新OSがお披露目

来場客は数千人、CEO目当てのファンも

 会場となるチャイナ・ナショナル・コンベンションセンターには数千人の聴衆が集まりました。ざっと数えたところ3000人は軽く超えているようです。そのほとんどが同社のファン。実はスマーティザンの発表会は招待では無く入場券を購入しなくてはなりません。しかも、そのチケットが高値で転売されるほどの人気。同社の最新モデルが大きな注目を浴びているからこそですが、それだけではなくCEOの羅永浩氏の独特の話法も大きな魅力。ため息混じりに時折ジョークを交えて説明を行なう羅氏のファンも多くいるそうです。

Snapdragon 808、RAM3GBにHi-Fiサウンド対応の充実機能

 新製品のT2のおもなスペックはSoCがSnapdragon 808、メモリーは3GB。ディスプレーは4.95インチフルHD解像度(1080×1920ドット)で、4G/VoLTE対応、Hi-Fiサウンド再生など。スペックとしてはミッドレンジとハイエンドの中間くらいでしょう。しかし、T2は機能だけではなくその本体デザインに大きな魅力が隠されているのです。

iPhoneでもできなかったギャップレスボディー。つぎ目のない美しさ

 T2のボディー側面を見ると、左右、上下のどこにも継ぎ目がありません。羅CEOは「側面につぎ目があるボディーは美しくない。完全な美しさを追求するため、ギャップレスボディーを開発した」と言います。メタル一体成型のボディーは持ちやすさの点でも優位性がありそうです。

タイルの上にアイコンを乗せたホーム画面

 スマーティザンの製品が採用する「Smartisan OS」はAndroidをベースに改善を加えた独自開発のもの。たとえばホーム画面に並ぶアイコンは実は下にタイルがあり、その上に描かれています。このアイコンを動かしたり開くときにアニメーションでタイルが動く様は視覚的な楽しさを与えてくれます。

最新のSmartisan OS 2.5では機能を強化

 T2の発表と合わせて公開されたSmartisan OSの最新バージョン、Ver2.5では使いやすさがさらに向上しているとのこと。たとえば、いままでは待ち受け画面にはプリインストールされたパターンの背景しか設定できませんでした。OS 2.5では新たに写真を背景に設定可能になりましたが、そのまま写真を配置するとアイコンが見にくくなってしまいます。

 そこで写真は自動的にボケた状態で背景に配置、でもこの状態でアプリアイコンをドラッグして動かすと、タイルがずれたあとの窓に背景のオリジナル写真をチラリと見ることができます。お遊び的な機能ですが、背景写真を見たいがためについついタイルを動かしてしまうという楽しみ方もできます。Smartisan OSにはこのようなちょっとした遊び心を持った機能がいろいろと隠されているのです。

スマホ初心者を助けられるリモートアシスト機能

 Smartisan OS 2.5で搭載されたリモートアシスト機能は、ほかのスマーティザン製スマホの画面を自分の画面上に呼び出し、操作できる機能。スマホを買ったばかりの自分の親や友人などが操作がわからない時に、相手の画面を呼び出して自分側で操作できるのです。この際、音声でのやり取りも可能なので「この写真を壁紙にしてほしい」、「じゃあ操作するね」といったように、会話をしながら画面操作もできるのです。

 また、リモートされている相手のスマホのほうでもそのまま画面操作が可能。3G/4G回線接続時でも利用できるようデータ流量は抑えられており、しかもレスポンスが速いとのこと。これはいろいろと使い道がありそうです。

SIMの入れ替え無しで利用できる低料金な国際データローミング

 ほかにもアプリから直接利用できる音声入力なども提供。海外出張や旅行者に便利な国際データローミングアプリも新たに利用できるようになりました。SIMの入れ替えは不要で、香港なら15元(約280円)/日、台湾やアメリカ、ヨーロッパ各国は25元(約460円)/日でデータローミングが利用できます。

ナビアプリは音声対応、画面はシンプル

 そして、プリインストールで簡単に使えるカーナビアプリも他社にはないものと言います。起動画面はシンプルに「ナビ」、「音楽」、「電話」の3機能のみ。ナビを選べば、あとは音声で目的地を伝えると自動的にナビ画面に切り替わります。最近のナビアプリは高機能化により操作が煩雑なものが増えていますが、このアプリなら起動して話しかけるだけと簡単です。

有名人の声をナビに搭載することも検討中

 ナビアプリは方向を音声で指示してくれますが、将来は有名人や俳優の声でナビできるようにすることも考えているとのこと。台湾の美人女優、リンチーリンが「次は、右よ」などと語りかけてくれるわけです。このナビアプリが使いたいがためにスマーティザンのスマホを買う、なんて人も出てくるかもしれません。

価格は4万円台半ばから、メモリは2タイプ

 さまざまな独自機能を搭載したT2の価格はストレージ容量によって異なり、16GB版が2499元(約4万6230円)、32GB版が(4万8290円)。この価格差なら迷わず32GBを買いたいところ。

 なお、発表会は夜7時半開幕、終了は夜10時。発売は発表会終了時間の12月29日夜10時からオンラインで始まりました。しかも、当日から予約受付では無く注文すればすぐに自宅に配送してくれる体制でした。ちなみに、会場では当日限定で200台の販売も行なわれました。

下取りプログラムも提供、安心して買い替えできる

 さて、スマーティザンのスマホは固定ファンが多いそうです。いままで使っていたT1から今回発表されたT2に買い替えるユーザーも多数いると見られます。では、T2を買ったらいままで使っていたT1はどうしたらいいでしょう。その答えのひとつが最新OSで搭載されたリモートアシスト機能で、余ったT1を親や子供に渡して使ってもらい、操作がわからなければ遠隔操作で助けることができるわけです。

 また、T2を少しでも安く買いたいというT1ユーザーのために、端末の下取りも開始しました。中国の大手買い取りサービス企業と提携したもので、スマーティザンのWebサイトからT1の下取りを申し込めます。T1の下取り価格はある程度の差がありますが、最高で700元程度とのこと。仮に700元で買い取ってもらえれば、16GB版のT2を1799元(約3万3420円)で買うことができるわけです。

カジュアルモデルの「JianGuo」も値下げ

 さらには2015年9月発売のカラフルボディーが特徴の低価格モデル「JianGuo」も、この日から200元(約3720円)値下げ。標準モデルは699元(約1万2990円)から、全ネットワーク対応モデルは799元(約1万4840円)からと、より買いやすくなりました。

次のページでは「Smartisan T2の実機で外観とOS機能をチェック!

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