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最強に男子力が高いロボット掃除機「ルンバ980」で己の欲望を満たせ!

2016年01月16日 12時00分更新

文● 藤山哲人 編集●末岡大祐/アスキー編集部

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男子力企画第二弾!
最強の彼女インスタンス化ロボット掃除機「ルンバ980」!

 気が向くと連載を再開する、某人気連載マンガのような男子力企画(前回はこちら)。今回オススメするのは、男の欲望をカキたてる最も男子力の高いロボット掃除機「ルンバ980」(アイロボット製)だ。何が凄いって、俺がルンバ980になりたいぐらいスゲェ!

 これまでのルンバは(従来式の800番台も併売)、タイトーの「アルカノイド」や任天堂の「ブロック崩し」(要RFコンバーター)のように、部屋の壁にぶち当たると進路を変えるランダムに走行をしていた。正確に言うと、計算に基づいて進路決定するためランダムじゃないんだが、話し出すと長くなるのでまた今度!

昨年末に発売されたばかりのルンバの最新モデル「980」
ランダム走行タイプでスタンダードモデルの「ルンバ885」。通称800番台。ロボット掃除機のなかでも、掃除の上手さはトップレベル

ランダム走行

 言うなればルンバは、ランダム走行の代名詞でもあった。

 が! ルンバ980になって急に進路変換。人間と同じようにコの字に走行する矩形走行に切り替えたのだ。これには業界騒然! だって今までロリだった編集のスピーディー末岡が突然「俺今日から熟女マニアになるっス!」って宣言したようなモノなのだ(編集部注:あくまでも例え話です)。

ロボット掃除機のトレンドは矩形→ランダム走行
あえてルンバがランダム→矩形に挑む青い目のサムライ!

 通常のロボット掃除機は、車輪の回転を検出し、走行距離から位置を割り出している。また自分の向いている方向は、ジャイロ(方向検出)センサーによって把握している。

 しかし、これらのセンサーは価格も安く実装もしやすいが、精度がいまいち。いい例がスマートフォンで傾きを調べるアプリだ。試してみるとすぐわかるが、分解能は1度単位。それ以下は検出できないのだ。矩形走行は何度も往復するので、小さな誤差が蓄積されて大きな誤差となり、やがてあらぬ方向を向くことになる。

枠内に擬似ゴミを撒いて掃除させたあと、矩形走行は線状にゴミが残る場合が多いとある矩形走行の掃除機。くっきりと誤差がでているのが分かる

 距離センサーもしかり。段差や電源コードを乗り越えたとき、障害物にぶつかったときなどアチコチで誤差が発生してしまう。

 一般的なロボット掃除機のほとんどがランダム走行するのは、こういうワケなのだ。矩形で合理的かつ短時間で掃除するより、時間をかけてもランダム走行してやり残しを減らしたほうがいい。ロボットにとって合理的な方法と、人間にとって合理的な方法は違う。

 かつてT社は矩形走行するロボット掃除機を出していたが、今はそれがなかったかのようにランダム走行するぐらいなのだ。かつて筆者は「どのロボット掃除機を選べばいい?」と聞かれたときに、「矩形走行するのを買わなければ大丈夫」なんて答えていたぐらいだ。

ルンバ980の走行パターン。見事に矩形走行するようになっている

 しかし、ルンバはあえて矩形走行の980を出してきた。しかもアメリカ人CEO独特のドヤ顔で、パワーポイントのでかいスライドの前壇上からプレゼンするCEO(笑)。どこからその自信は来るんだ!? 俺にも分けろ! ハッタリかと思ったのだが、実際ルンバ980を使うとパネェ。

 矩形走行のロボット掃除機だと「絶対」というほど残る線状(多くはデルタ型)のやり残しがない! 黒船のドヤ顔は伊達じゃねー! そう、ルンバ980最大の特徴は、自分の位置と方向の把握が、とんでもなく正確ということにある。

実験した部屋の間取り。ピンクの部分が擬似ゴミを撒いたエリア

掃除実験 その1

 こうして掃除した結果は、次のとおりだ。

部屋の中心部。頭のブラシで少しゴミを散らかしてしまっているが、矩形走行としてかなり綺麗。ただしランダム走行の800番台に比べるとちょっと掃除べたかも?入り組んだコーナーはかなりキレイに
ダイニングとキッチンを結ぶ廊下の壁ぎわ。超優秀! ランダム走行だと、ここまでキレイにできない廊下奥のコーナーも優秀だ
キッチン中央部。キレイだ

(次ページでは、「ルンバ980のメカニズムを検証!」)

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