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2016年、新しいパソコンライフをSZ5と一緒に始めよう

見えない完成度に心ひかれる、1kg以下の軽量機レッツノート SZ5

2016年01月21日 11時00分更新

文● ASCII.jp

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SIMカードスロット搭載は見逃せないポイント

 SIMカードスロットを内蔵した“LTEモデル”を選べる点も、レッツノートの大きなメリットです。僕自身も、次にパソコンを買うなら、SIMカードスロットを持つ製品を選びたいと思います。

 スマートフォンやタブレットの流れで、“格安SIM”などと呼ばれる、通信サービスの選択肢が非常に増えてきました。であれば、それをパソコンでも活用したいと考えるのは自然な話です。パソコンでも、そろそろSIMカードスロットを持つのが主流になっていいのではないかと思います。LTEで常に通信でき快適さを体験すると、どうしてもスマホを使ったテザリングの面倒さを感じてしまいますから。

 保守的な道具として“パソコンに求められる機能”は、頑丈であること、バッテリーが長時間持って、通信ができることでしょう。この“通信”が、Wi-Fiだけで済んだ時代もありました。しかし現在ではそのフェーズがさらにひとつ進んで、WAN(モバイルデータ回線)が必須の時代になったのだと思います。今後、Wi-Fiはオフィスや自宅で使い、屋外ではLTEなどWANで接続するそういう使い分けが進んでいくでしょう。

 SIMカードが付属する雑誌が発行されて話題になりましたが、用途や必要に応じて通信回線も自由に選択し、切り替えていくのが主流になると思います。

 たった1年前まで、LTEモジュールは非常に高価で、キャリアと組まないといい値段のものを作れませんでした。しかしそうせずに済む時代がきた。またパソコン本体のバッテリーがここまで長持ちするなら、Wi-Fiルーターを別に持ってわざわざそのバッテリー管理をする面倒さや、スマホでテザリングして重要な通話のためのバッテリーを消費するといった心配もありません。長時間バッテリーが持つ、レッツノート SZ5であれば逆にこうした機器にバッテリーをおすそ分けすることもできるわけです。

クラウド時代、あえて確立したパソコンを選ぶ

 評価機のストレージは128GBのSSDでしたが、実際に購入するなら256GB、できれば直販モデルの512GBを選びたいところかもしれません。ただし、ローカルのストレージはキャッシュのようなものだと考えると128GBでも十分かもしれません。写真の保存やOfficeドキュメントを見るだけならOneDriveやDropboxを使えばいい。モバイル版との連携も考えられていて、パソコンで作ってiPhoneやAndroid、タブレットで見るというのも簡単です。ただし、問題になるのは写真と動画の編集で、加工はどうしてもローカル上でしないといけません。

トレードマークのボンネット天板は健在。レッツノートの伝統の集大成と言える。

 もっとネットワークのスピードが上がれば写真や動画も取った端からクラウドに上げられ、ローカルは完全にキャッシュだと割り切れます。数年たてばそういう時代になるでしょう。そういう意味で今は過渡期で、人にデータを渡す際に、USBメモリーやネットワークではなく光ディスクが必要な最後の世代かもしれない。本音ベースではディスクはもういいかなという気持ちもありますが、出張先や移動中でDVDを見て時間をつぶせるといった利点もあると思います。

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