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ASCII.jp名物油風呂特集 ― 第1回

ごま油? 菜種油? 油没冷却に最適なオイルはどれか?

2016年01月12日 10時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII.jp

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 月刊ペースで進行中になっているASCII.jpのごく一部でブームの油没冷却。前回はLIVA Coreを油没させて楽しんでみたが、今回も3回に渡ってオイリィなチェックをしていきたい。

 第1回は、どの油が冷えるのか? を検証しよう。世の中に流通する油には、それぞれ特色がある。透明であったり、粘度が高かったり、酸化しにくく揚げ物向きであったりなど、CPUグリスのように多種多様だ。

 たとえば、こめ油。揚げ物には定番であり、スナック菓子に使用される油もまずこめ油である。そんなわけで、ローコストで検証できる油を探るべく、スーパーで油を物色してきた。今回のエントリーとなる油は次の通り。

  • 菜種(キャノーラ)油
  • サラダ油
  • ごま油
  • オリーブオイル
  • 自動車用エンジンオイル
今回テストする油のみなさん

 食用ではないエンジンオイルが混ざっているが、担当編集キタムラの自宅から発掘されたもので、化学合成オイルだから大丈夫ということで急遽エントリーとなった。なお、同じエンジンオイルでも鉱物油は不純物が多く、基板へのダメージがあるので油没には使用できない。

 計測環境としては、室温20~22度の環境下で、OCCT 4.4.1を30分回して、温度上昇傾向を探る。使用したものはインテルのCompute Stick。以前記事にした油没タイプを流用しており、記事公開時に採用していたヒートシンクを外している状態だ。

 ヒートシンクの有無で、温度が4~5度変化するのは確認済みなので、下記検証結果を元に、必要であればヒートシンクを取り付けてほしい。

 また温度計測については、サーモグラフィーの「FLIR ONE」を使用している。

サーモグラフィーで撮影したもの。基本的なこんな感じになる

 共通する傾向としては、上部に熱が溜まり、自然対流でゆっくりと循環。ガラスからの放熱もあって、約30分で温度上昇が止まる。OCCT 4.4.1を30分回した場合の温度変化は以下の動画の通りだ。

実績多数! 低価格で油量たっぷりの
キャノーラ油

 たまたまファーストトライで選んだ結果、意外と結果がよく、そのままASCII.jpにおいては基準オイルとして扱われている日清キャノーラ油。実売価格は1000gで350円前後で、特価時においては290円付近までに下がるため、実験用としてすでに王者に風格を漂わせている。

すっかりASCII.jpにおいて標準オイルになつつあるキャノーラ油
油の温度を正確に測るため、キャノーラ油時のみ、別途温度センサーを容器内に入れて計測した
温度センサーはファンコントローラーに付属するものを使用した温度センサーとサーモグラフィーの計測温度に大きな差はなかった
OCCT 4.4.1の結果。最終的に51度で落ち着いた。なおCompute Stick+キャノーラ油の組み合わせは、過去の記事でも何回もデータを取っているので、再確認のために計測時間は短めの20分としている

→次のページヘ続く (ベジオイルとごま油を試す

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