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一日Osmoを外に持ちだしてみようとノープランで撮影

ぶれない手持ち式4Kカメラ「Osmo」の実力は?

2016年01月28日 09時00分更新

文● 田口和裕 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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 ドローンメーカーとしてお馴染みのDJIから発売された、4K対応3軸ブラシレスジンバルカメラ「Osmo」(オズモ)。2015年10月中旬から販売が開始され各所で話題を呼んでいるガジェットを、短期間ではあるがお借りできたので、インプレッションを作例と共にお送りする。

ドローンで培った技術を活かした「Osmo」の実力は?

 「Osmo」の最大の特徴は、スティック型のグリップの先端に付けられた3軸ブラスレスジンバルだ。

スティック状ハンドルの上にジンバル装備のカメラが載っている構造で、前後左右に揺れても水平を保つ

 ジンバルとはカメラを安定させるための電動スタビライザーのこと、と言っても単に手ブレを吸収するというレベルではない、風によって激しい振動にさらされるドローンから安定した撮影ができるよう開発された技術を応用し、映画やテレビの撮影で使用される高価なステディカムのように、歩きながら、走りながらの撮影でもほとんどブレることのない撮影が可能という代物だ。

カメラは1/2.3型センサーと94度広角レンズを採用、最大30fpsの4Kまたは60fpsの1080pの動画および12メガピクセルの静止画が撮影可能。ハンドル重量 (バッテリー込み)201g、ジンバル重量221g

 Osmoの形状は、大型のグリップにジンバルと一体化した4K対応小型球形カメラを接続する形、映像のモニタリングはスマートフォンを利用する。

 片手でらくらく持ち運べるサイズで、ドリーやクレーンといったプロ用機材を使って撮影したようななめらかな移動映像が誰にでも撮影できるということだが、それが10万円を切る値段で販売されているとは、まったくすごい時代になったものだ。

 さて、今日一日Osmoを外に持ちだしてみようとノープランで家を出た。前日やったことと言えば、マニュアルをざっと見て基本操作を覚えることと、microSDを介したファームウェアアップデート、そしてバッテリーのフル充電のみだ。

 背中のディバッグからOsmoを取り出し、モニターとして使うスマホ(今回はNexus6を使用)を接続する。

Nexus6というかなり大型のスマホでも無理なくセットできた。フィット感も良く、よほど激しい動きをしない限り外れてしまうことはないだろう

 次にジンバルの3つの軸を固定しているロックを外してから電源スイッチをオンにする(ここで筆者は3軸のロックだけではなく、グリップとカメラを固定しているロックまで外してしまうという失敗をしてしまった。もちろんその状態ではカメラがグラグラ動いてしまい安定した撮影はできない)。

 本体の電源が入ったことを確認したらスマホ側のWi-Fi設定で「OSMO_○○○○○」を選択し、専用アプリ「DJI Go」を起動する。

「DJI GO」の画面。ほぼ遅延なく撮影画像がモニターできるだけでなく、バッテリー残量や録画可能時間もオーバーレイ表示される

 これだけで準備はOK、慣れれば1分もかからない。あとはレックボタンを押せば録画スタートだ。スマホを含めた全体の重量も思った以上に軽く、片手で握ったまま軽快に撮影できるように感じた。

グリップの握り心地もよく片手で無理なく操作できる。ただしサウスポーへの配慮はなし

Osmoを持って走ってみた

 最大の売りであるスタビライザー機能は想像以上にすばらしい。ほとんど小走りで、実際にはかなり上下に激しく揺れているはずだが、ほとんどのブレは吸収され動画にはほとんど反映されていない。これだけで素人が撮影した感がほとんどなくなる。



 親指のコントローラーで操作するパン&ティルト(上下左右)の滑らかさもすごい。例えば正面から左側にカメラを振った時も、スティックを戻した瞬間に「ピタッ」と動きが停止するのではなく、「スーーーッ」と多少の遊びをもって停止するのだ。

 ビデオモードは「3840☓2160 30fps」の最高画質。YouTubeにアップロードする際にかなり圧縮されているはずだが、それでも驚くほどの高画質。ちなみに47秒撮影したファイルの容量は約343MBだ。

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