このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

週間リスキー ― 第22回

挿したいけど挿せない。そんなSIMカードをお持ちのあなたへ

痛SIMを「処女SIM」のまま使う方法を教えます:週間リスキー

2016年01月05日 17時00分更新

文● 山根康宏 編集●ゆうこば

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

※週間リスキーはアックン・オッペンハイマーとやんちゃデジタルKidsたちがテクノロジーとサブカルチャーの交差点からお届けする、たいへんマニアックなコーナーとなっております。観賞用のSIMをお持ちでない方はご注意ください。

 2015年末に開催されたコミックマーケット89で、IIJが業界初となる「痛SIM」を販売しました。パッケージにイラストの描かれた製品をIIJは過去に販売しましたが、今度の痛SIMはついにSIMカードそのものにイラストの入った「真の痛SIM」です。これはぜひ欲しい!でも、これには大きな問題がありますね。

痛SIMを使いたいけど、切り離すのはもったいない!(IIJmio イラスト提供 魔太郎)

 IIJの痛SIM、3種類も出すなんて卑怯です。だって3枚買わなくちゃならないじゃないですか。しかも買ってからが大変。だって痛SIMをスマホで使おうと思ったら、SIMカード全体の台紙部分からICチップ部分を切り離さなくちゃならないでしょ。でも、そうしたらSIMの真ん中が抜けてしまって価値が下がっちゃう。「使いたい、でも使えない、でもそれじゃもったいない」と、痛SIMは入手してから心が痛む製品なのです。

 ちなみに、リスキー局長のACCNいわく台紙から切り離す前のSIMカードは「処女SIM」と呼ぶそうなので、本記事でもそう呼ぶことにします。

東南アジアでまだ売っているフレキケーブルを使ってみよう

鑑賞用の痛SIMは実はすでに出ているのです

 実は夏のコミックマーケットで、サークル「Project Connect」が観賞用という痛SIMを販売していました。こちらは通信は一切できません。SIMの中には何の情報も書き込まれていないのです。ですが、きちんとした生のSIMカードにイラストが印刷されたものなので、物理的にはキャリアが出しているSIMと全く同じものなのです。こちらもせっかくだからスマホにSIM部分を入れてみたいものの、やはり切り離すのはもったいなくてできません。しかも入れたところで通信はできないのですから(笑)

切り離したくなければ切り離さなければいいじゃない

 ならば単純明快に、SIMをそのまま使えばいいじゃないですか。ということで、探してきたのがこちら。フレキケーブルと、その先には枠の付いたブツ。実はこれまだ東南アジアの一部の国などで使われているという代物。これがあればもう痛SIMの悩みも一気に解決できちゃうワケ。

片側はSIMの形をしているぞ

 フレキの先は一角が斜めになっていて、あれ、これSIMの形っぽい?どうやらナノSIMの形になっています。これ製品によってはここがマイクロSIMやミニ(標準)SIMのものもあるみたい。

もう片側は、SIMカード全体の横幅にぴったり

 そしてもう片側の枠の部分、中に端子が見えます。枠の横幅はSIMカードの台紙全体とほぼ同じ大きさをしています。ってことは……。

もしかしてこーゆーこと?SIMがそのまま使えるの?

 恐る恐る、SIMをそのまま切り離さず入れてみるとぴったり入ります。しかも、SIMの端子部分が枠内の端子部分とぴったり合います。もしかしてこれって、そーゆーことなのか!

では使ってみよう。用意するのはSIMスロットが下向きのスマホ

 では、実際に使ってみましょう。まず、用意するのはフレキの端がうまいこと入る形状のスマホ。「Galaxy S5」あたりが適していますよ。フレキの長さを見ると、どうやらGalaxy Sシリーズで使うことを考えられているのかも。

マイクロSIMスロットにナノSIMを入れても問題ない

 なお、Galaxy S5のSIMサイズはマイクロSIMですが、ナノSIMもそのまま入ります。SIMアダプターなんて使わなくても慣れれば大丈夫。

バッテリーもはめて、完了です

 そして、電池をはめれば完了。この状態でフレキを電池にテープなどで留めたほうがしっかり固定されていいかもしれません。

電池カバーはハマらないけど気にするな

 そして、電池カバーを閉じれば完了。もちろんフレキがでているからちゃんと閉まりませんよね。まあ、これくらい気にしていたら痛SIMをそのまま使うことなんてできません。気になる人はカバーを切り取るなどして工夫してみましょう。

次のページでは「実際のSIMで通信できるかトライ!

前へ 1 2 次へ

この連載の記事

注目ニュース

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART