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飯田橋クラウドクラブ(略称:イイクラ) 第16回

変化を続けるマイクロソフトが求める新戦力とは?

デプロイ王子、マイクロソフト入りの経緯を語るの巻

2016年01月12日 11時30分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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3年の時を超えて、「クラウド漫談」コンビが復活!

パクえ、真壁、土居:こんにちは!大谷さん、王子、青木さん!

ASCII大谷:あれ? 飯田橋のタイ料理屋で会うなんて、本当に奇遇ですねえ……って、もう辞めましょう。そう言えば、昨年のイイクラも、年末に座談会やっていたときにはもうパクえさんのマイクロソフト入り決まっていたんですよねえ。はあ。

デプロイ王子:すいません。ウソ付けない体質なもので……。

パクえ:イイクラ出ると、転職というジンクスです(笑)。というか、普通にCSAのインタビュー企画になっていますね。

ASCII大谷:ということで、王子に続いては、今年CSAになった3人です(笑)。

パクえ:私が今年1月に入った人。土居さんが9月に入った人。真壁さんが10月に入った人です。

2015年にCSAとしてマイクロソフトに入った真壁、土居、パクえの3氏

土居:もともと、この3人はクラウド関係のオープンなつながり。さらに真壁さんと私はベンダーとお客様の関係で、私は話を聞きに行っていました。

真壁:で、私とパクえさんはイベントでよくパネルディスカッションしていました。

パクえ:先日、CUPAの話し合いやったときに、隣にいたのが真壁さん、北瀬さん(現IBM)。そのときはマイクロソフト来てないのは、北瀬さんだけだねという笑えない話をしていました。

デプロイ王子:パクえさんと王子は3年前のデブサミ以来のコンビが復活です。

パクえ:はいはい。デブサミの時に公募枠が1つ空いたので、私がその枠で出たんです。今日中にタイトル出せと言われたので「クラウド漫談」って書いて、このノリについて行けるやつ誰かなと思ったら王子がいた。

デプロイ王子:そうそう。でも、LTしかしゃべれないという特殊体質だったので、もって15分。

パクえ:なので、自己紹介×2、まとめの15分の3ターン。45分の持ち時間のうち、7割は自己紹介(笑)。

デプロイ王子:あれはひどかった。でも、よりによって部屋が埋まった。

パクえ:クラウド漫談というタイトルで200席が埋まったのは歴史的に珍しいですよ(笑)。あとから聞いたら、当時よくわからなかったクラウド関係のマーケティングの人がいっぱいだったらしい。要は業界関係者だらけ。だから、今の会社で営業とかで回ると、そのときの参加者に会うこと、会うこと(笑)。

デプロイ王子:あのあと、私も漫談聞いたトレンドマイクロの人から「クラウド、楽しいことがわかりました」って、真顔で握手されました。でも、このノリがまた復活できてうれしい。

ASCII大谷:ぜひマイクロソフトでもやってほしいですね。

真壁:でも、FESTとか、de:codeとか社内イベントだと、真面目になるので、王子のようなコミュニティ乗りは難しくないですか? 9月に入社する前に、パクえさんのFEST講演を聴講しましたけど、今まで見たことないパクえさんがいた(笑)。

パクえ:あれはけっこうガチで挑まないとダメなんです。特に今年は僕のようにOSSな存在でも、きちんとポイント採れることを証明しなくてはならなかったんです。だからde:codeはあんなに緊張していた。

デプロイ王子:いつもと違ったけど、内容すごくよかったよ。

パクえ:セッションの翌日、戦々恐々と会場行ったけど、アンケートの結果はかなり上位で、上には熟練のエバンジェリストな人たちしかいなかった。澤さんからおめでとうと言われて見に行ったけど、結果が残せてよかった。でも、入って3ヶ月でホームラン飛ばしちゃったもんで、(de:code後の)FESTは砂金さんとか出てくるゴールデンタイムに割り当てられて大変でした。

真壁:FESTのパクえさんのセッションは、まさに今のマイクロソフトを知りたい人に聞いてほしい内容でした。

(次ページ、エピソード1から「帝国の改心」へ!)


 

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