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「Libretto」っぽい雰囲気!? 東芝の5万円タブレットPCを買ってみた

2016年01月03日 15時00分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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「dynabook N40」と「VAIO type P」。「Libretto」と並べたかったが、もはや実機は手元にない……
「dynabook N40」と「VAIO type P」。「Libretto」と並べたかったが、もはや実機は手元にない……

 東芝の「Libretto」をご存知だろうか? 1996年に初代モデルが発売されたミニノートPCである。

 筆者はミニノートPCが大好きだが、その入口になったのが1999年発売の「Libretto ff1100」という機種だった。MMX対応のPentium(266MHz)を採用するPCで、7.1インチ液晶を搭載し、カメラやリモコンを装備。小型ボディーゆえの発熱量のすごさや極小キーの打ちにくさなど、今やいい思い出である。

「Libretto ff1100」。音楽再生用のリモコンが付いており、携帯プレーヤーとしても使えるちょっと変態的なマシン 「Libretto ff1100」。音楽再生用のリモコンが付いており、携帯プレーヤーとしても使えるちょっと変態的なマシン

 そんなLibrettoだが、最後のモデルは2010年の「libretto W100」。それ以降Librettoの名を冠する新機種は出ていない。

PHSデータ通信機能を内蔵した「FMV-BIBLO LOOX S」。通信中はモニター左の黒い部分がピカピカ光ってカッコよかった。ヒンジ部のインジケーター表示(液晶)もナイス!
液晶を回転することでタブレットになる「FMV-BIBLO LOOX P」。筆者が持っていたのは左のモデルだが、右のモデルはワンセグチューナも内蔵していた
液晶を回転することでタブレットスタイルになる「FMV-BIBLO LOOX P」。筆者が持っていたのは左のモデルだが、右のモデルはワンセグチューナも内蔵していた
横に長い液晶が変態的な「VAIO Type P」。唯一手元に残っている1台横に長い液晶が特徴的な「VAIO Type P」。唯一手元に残っている1台

 筆者もLibretto一辺倒だったわけではなく、数々のミニノートPCに乗り換えていった。たとえば、CPUにTransmetaの「Crusoe」を採用し、PHSのデータ通信モジュールを内蔵した富士通「FMV-LOOX S」(2003年)、2006年のモデルながらタブレットへの変形機構を搭載し、指紋センサーまで備えた富士通「FMV-LOOX P」、そしてお尻のポケットに入る小ささ、という広告が衝撃的だったソニー「VAIO Type P」(2009年)……今思い返すと変態的なマシンばかりだった気がする。

 Type Pを使いはじめてから3年経った2012年、また何かに買い替えようと思ったが……ミニノートPCというジャンルがなくなっていた。モバイルはUltrabook一色となり、極小を追求する時代ではなくなっていたのだ。

 筆者もその流れに身を任せ、Ultrabookを購入。Core i5を搭載し、モバイルながらも快適に使えるPCに慣れていった。

「dynabook N29」を見た瞬間に昔の愛機を思い出す

ミニPC感を漂わす「dynabook N29」
ミニノートPC感を漂わす「dynabook N29」

 そんな筆者が久しぶりに惹かれたのが東芝のタブレットPC「dynabook N29」であった。8.9型のタッチ液晶を搭載したキーボード付きWindowsタブレットで、最安なら約5万円で購入できる。

 実は(年末お買いもの特集)の記事で紹介した機種だが、実際に目の前にしてみると想像以上に小型で、金属の質感がLibretto ff1100っぽく、すっかり存在を忘れていた昔の愛機を思い出してしまった。そして、タブレットにもなるという変態感(イマドキは当たり前なのだろうが)……思わず衝動買いしそうになってしまった。

キーボード。キーが大きいのは素晴らしいのだが、数字キーとファンクションキーが兼用で、メインが数字キーになっている……
キーボード。キーが大きいのは素晴らしいのだが、数字キーとファンクションキーが兼用で、メインが数字キーになっている……

 しかし、1点だけどうしても譲れない部分があった。それはファンクションキーである。N29はキーボード最上段が数字キーとなっており、Fnを押すことでこれがファンクションキーとして機能する。

 問題は、テキストを書いたり編集したりする職業上、筆者はファンクションキーを多用することだ。正直、いちいちFnを押しながらファンクションキーを押すという行為はつらい。

 ちなみに、ほかの10型~11型クラスのキーボード付きWindowsタブレットを見てみると、最近はファンクションキーがない、または機能キー(音声ボリュームアップなど)と兼用(しかも機能キーの方が優先)の機種が多いことに気が付いた。

 レノボなどの一部機種では、ファンクションキーと機能キー、どちらをメインに使うかをBIOSで変更できたりする。なので、N29のBIOSを確認してみたが、そのような設定項目は見当たらなかった。

 ともかく、量販店でN29の実機を見て、うーんと唸っていると、その横にややサイズは大きいが、N29とそっくりな機種を見つけた。

ファンクションキー付きの「dynabook N40」を発見!
ミニノート感を取るか、実用性を取るか!?

N29よりやや大きい「dynabook N40」
N29よりやや大きい「dynabook N40」

 それは「dynabook N40」。10.1型のディスプレーを搭載するので一回り大きくなるが、キーボードを見ると、ちゃんとファンクションキーがついているではないか! 

ファンクションキーがメインで使える! キーはゆとりのある感じで、入力も快適そう
ファンクションキーがメインで使える! キーはゆとりのある感じで、入力も快適そう

 量販店での価格差は約1万円。最安ベースだと5万5000円前後なので、5000円差だ。価格的にはあまり変わらないので問題ないが、この大きさになるとミニPC感はない……さあ、どうするか、困った、困った。

(次ページへ続く、「悩んだ末に実用性をチョイス……dynabook N40を購入」)

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