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お手頃価格でゲームがばりばり動くゲーミングPC「GALLERIA XT」

2015年12月25日 11時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●オオタ/ASCII.jp

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「GALLERIA XT」の外観。斜めのラインがデザインされ、シャープなイメージ

 美麗なグラフィックなどを用いるため、どんどん高いマシンパワーを要求される昨今のゲーム。その推奨される性能を、比較的お手頃な価格の13万円前後で実現したのが、ドスパラの「ガレリア」シリーズのミドルレンジマシン「GALLERIA XT」だ。

 CPUにはインテル Core i7-6700(3.40GHz)を搭載し、ビデオカードにはNVIDIA GeForce GTX960 2GBを採用。3Dグラフィックなどをストレスなく表示できるポテンシャルを持ちながら13万円前後で購入できるのが魅力的なこの「GALLERIA XT」について紹介しよう。

 筐体は以前紹介した「GALLERIA ZF」と同じガレリア専用のケースで、本体サイズは幅207mm×奥行き520.7mm×高さ450.2mmとかなり存在感のある大きさ。同じケースということで、高い拡張性などの特徴はハイエンドマシンと変わらないので、初期費用を低く抑えておいて、後々パワーアップしていくことを考えるのがいいだろう。

底面は空気をマシン内に取り込むための空気穴があり、4点の脚部で隙間を作る。不要な振動を抑える設計になっているので机上に置いても、何かと気になるマシンによる微振動などを感じることはほとんどない

 USBポートは前面にUSB 3.0が2つ、背面にUSB 2.0が2つとUSB 3.0が3つ、計7つが搭載されている。速度的に背面のUSB 2.0が2つというのが少々不満ではあるが、5つのUSBポートがあれば、通常接続する機器の数の上で困ることはほとんどないはずだ。外付けHDDやプリンターといった機器は背面のUSBポートに、前面のUSBポートはゲームで使うジョイスティックやコントローラなどを接続するといった使い方が考えられる。

背面の端子。USB 3.0は1つがTYPE C。1基はマウス用として使用するので、実際に空いているのは4基となる。拡張スロットは6つあり、PCI Express x16はすでに埋まっているので、拡張できるのは5つとなる

前面パネルにはUSB 3.0のポートが2基とカードリーダー、ヘッドホン端子・マイク端子が用意されている。カードリーダーはSDカード、microSDカードの読み書きが可能

 「GALLERIA XT」の基本構成は次の通りだ。

「GALLERIA XT」の基本構成
CPUCore i7 6700(3.40GHz)
チップセットIntel H170チップセット
メインメモリー8GB(デュアルチャネル対応)、PC4-17000 DDR4 SDRAM
グラフィックス機能NVIDIA GeForce GTX 960(2GB)
ストレージ1約2TB HDD
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ
通信機能有線LAN(1000BASE-T)
インターフェースUSB 3.0端子×5(TypeC×1)、USB 2.0端子×2、PS/2端子×1
映像出力HDMI端子×1、DisplayPort端子×1、DVI-D端子×1
拡張スロットPCI Express x4×1、PCI Express x1×2
サウンド機能マイク端子、ラインイン端子、ヘッドホン端子、ラインアウト端子
本体サイズ幅207×奥行き520.7×高さ450.2mm(縦置き時、フット台含まず)
OSWindows 10 Home 64bit
価格13万9946円

 「GALLERIA XT」のケースには、外の空気を取り込む通気口が各面に施され、熱による不安定な稼働を抑える設計となっている。次回は、空気の流れを考慮したケース内部について解説する。

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