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小粋なジョークをかましながらセールストークしそう

訪日外国人のおもてなしに、「対話型自動販売機」の実証実験開始

2015年12月24日 18時02分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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「対話型自動販売機の活用シーン(イメージ)

 アサヒグループホールディングスとアサヒ飲料は12月21日、訪日外国人向けのおもてなし活動の一環として、最新の音声認識技術を活用した「対話型自動販売機」の実証実験を開始すると発表した。

 訪日外国人への消費実態調査などを行なったところ、気軽に飲料水が購入できる自動販売機への関心や利用意向は高いものの、日本語表示を理解できないため商品特性がわからず、購入を躊躇したり、自国で馴染みのある特定商品の購入に偏ってしまう傾向があることがわかったという。

「対話型自動販売機」

 商品への理解を深めてもらうため、既存自動販売機の横にタブレット端末を設置、クラウド上で提供される音声認識機能を用いて話し言葉をテキストに変換。構文解釈を行なって適切な返答を端末が行ない、自動販売機と訪日外国人のリアルタイムな英語の音声コミュニケーションが可能。糖分や炭酸の有無やカロリー量などの商品情報を提示しつつ、お勧め商品の紹介により販売促進につなげるという。

アプリの画面展開と会話例

 実証実験では、2016年1月6日から2月までを予定し、訪日外国人が多く訪れる東京・浅草の雷門近くに1台を設置する。

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