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インターネット経由時のセキュリティやパフォーマンスの懸念を解消「ExpressRoute for Office 365」

「Office 365」閉域網接続、MSがNTT Com、IIJなど4社と連携

2015年12月17日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 日本マイクロソフトは、顧客企業のネットワークと「Office 365」環境を専用線やVPNなどの閉域網で直接接続する「ExpressRoute for Office 365」を12月21日から順次提供開始すると発表した。通信事業者4社との連携により提供する。

 ExpressRoute for Office 365は、企業ネットワークからインターネットを経由せず、直接Office 365環境にアクセスできるサービス。インターネット経由で利用する際のセキュリティやパフォーマンスに関する懸念を解消するもので、特に金融や医療、公共分野において顧客の要望が高いという。

 日本マイクロソフトでは今回、パートナー企業であるインターネットイニシアティブ(IIJ)、エクイニクス・ジャパン、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(NTT Com)、ソフトバンクの4社と連携し、同サービスを提供する。

 サービス提供にあたり、すでに大成建設がIIJによるサービス「IIJクラウドエクスチェンジサービス Office 365接続オプション」の利用を決定している。

パートナー4社によるサービス内容

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