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ヤマダ電機の「EveryPhone」をチェック! 国内最速の店頭販売でiPhoneより薄型軽量

2015年12月15日 15時00分更新

文● 山口健太

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 11月末に相次いで登場したWindows 10 Mobile端末。その中でも「国内で最速の店頭販売」を達成した製品としてヤマダ電機が発表したのが「EveryPhone」だ。同社独自ブランドのWindowsタブレット「EveryPad」に続き、今回はスマートフォンにも参入した。その特徴を見ていこう。

5.5型という大画面が圧倒的なEveryPhone

 ヤマダ電機では、SIMフリー端末売り場も拡大を続けている。なぜ、自社でスマートフォン製品を手掛ける必要があったのだろうか。「EveryPadではビジネス利用客が多かった。その次は、スマホでOfficeという使い方ができれば、新たなユーザー層を掘り起こせる」(ヤマダ電機 代表取締役副社長 兼 代表執行役員COOの一宮忠男氏)と狙いを語る。

ヤマダ電機の一宮忠男副社長。EveryPadの成功に続き、EveryPhoneでスマートフォン市場にも参入した

 EveryPhoneの最大の特徴は、5.5型の大画面だ。だが、それよりも驚くのが、手に持ったときに「見た目より軽い」点だ。「大画面ながら重さ138.6g、厚さ6.9mmで持ちやすい。長く使っていただくには、日常的な使い勝手の良さが大事だ」(ヤマダ電機 商品本部 デジタル商品部 執行役員補の一場仁氏)と語った。

 5.5型クラスのスマホといえば「iPhone 6s Plus」が思い浮かぶが、重量は192g、厚さは7.3mmとEveryPhoneよりも厚くて重い。同じ画面サイズのAndroidスマホと比べても、ASUSのZenFone 2は170g、ファーウェイのhonor6 Plusが165gであることを考えれば、やはりEveryPhoneは劇的に軽い。

6.9mmという薄さが特徴。SIMカードスロットもギリギリのサイズだ

 この薄型軽量を実現するために、EveryPhoneはいったい何を削ったのだろうか。バッテリーは2600mAhと、やや少なめだ。また、SIMカードやmicroSDカードスロットの使い勝手が犠牲になっている感はある。専用の工具がないと、カードを押し込めないのだ。

SIMカードやmicroSDカードスロットは奥まっており、押しこむための専用工具が付属する

 本体が軽いことで、使用感は良好だ。HD解像度の画面は十分に綺麗で、タッチパネルの操作感もなめらか。ODM企業については「NDAのため非公開だが、しっかりしたアジアのメーカーに委託しており、ヤマダ電機が全責任を持って販売する。手に取ってもらえれば、品質の高さを感じていただけるはずだ」(一宮氏)とアピールする。

 すでに端末スペックの一致などによりベースモデルとみられる端末は特定されているが、気になるのはヘッドフォンジャックやmicroUSBポートにカバーが付いている点だ。

ヘッドフォンやmicroUSBの利用にはカバーを開ける必要がある。ただし防水対応ではない

 ベースモデルでは防水性能をうたっていたものの、日本における防水利用に耐えられる水準ではなかったのではないかという印象を受け、防水ではないのにカバー付きという、中途半端な仕様になってしまった感がある。

 ヤマダ電機の店頭では、さっそく実機の展示も始まっている。最近オープンした東京店「Concept LABI TOKYO」には、八重洲・日本橋エリアのビジネス客も多く訪れる。ここではEveryPhoneにBluetoothキーボードやマウスを接続し、Officeが使えることを展示していた。

ヤマダ電機の東京店では、テレビに接続したEveryPhoneも展示していた。ただしContinuumには対応しないため、スマートフォンの画面をそのまま出している

 惜しむらくは、Continuumに対応していない点だ。もちろんContinuumはエイサーやトリニティも開発中の状態であり、最初のモデルで対応できないのは無理もないといえる。だがビジネスユースという点でWindows 10 Mobileを活用するなら、Continuumは大きなセールスポイントになるだろう。

 ヤマダ電機ではEveryPhoneへの要望や不満などのフィードバックを広く集めており、記者会見において何度も呼びかけていた。このことから、単に最速で発売して終わりというわけではなく、今後もWindows 10 Mobileにコミットしていく姿勢が感じられる。上位モデルの計画があるならば、Continuum対応に期待したいところだ。

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