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製薬会社がダイエットサプリで不当表示、消費者庁が措置命令

2015年12月07日 03時32分更新

記事提供:通販通信

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image 短期間での痩身効果などを謳い、根拠のない広告表示をしてサプリメントを販売していたとして、消費者庁は3日、源平製薬(株)(本社:富山県射水市、佐渡時応社長)に対し、景品表示法に基づく措置命令を出した。

 消費者庁によると、同社は2013年7月から15年5月にかけ、新聞や雑誌、フリーペーパーなどの広告で「ダイエットサポートがこの1粒で」「寝る前にたった1粒」「短期間でマイナス3kg!ブラックジンジャーが脂肪そのものを減らす」などと表示。ブラックジンジャー抽出物などを含有したサプリメント『LAPURA』を販売していた。

 広告は文章が中心の記事広告スタイルで、いずれの広告にも「(取材・文 美容ライター 中嶋)」との記載があった。同社から消費者庁に提出された資料は合理的な根拠を示すものは認められず、消費者庁は景表法違反の商品であったことの周知や再発防止策などを命じた。

 同社はかぜ薬などの一般用医薬品を販売する製薬会社。健康食品では美容ドリンクや健康茶、乳酸菌やグルコサミンなどのサプリメントを販売している。

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