このページの本文へ

MARKETING これから始める Google アナリティクスの使い方 ― 第2回

ノウハウ+定番設定大公開!GAを活用したリマーケティング

2015年12月11日 11時00分更新

ソウルドアウト株式会社

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

Google アナリティクス初心者のために、基本的な分析の考え方、Google AdWords連携、Googleタグマネージャーの活用方法を紹介する本連載。今回はGoogle アナリティクスを使ったリマーケティング リストの活用方法について、事例を交えながら紹介します。

ネット上で効果的な集客手法の「リマーケティング」

リマーケティングとは、サイトに来訪したユーザーに別のサイトで広告を表示する手法です。興味を持ってサイトを訪れた見込みの高いユーザーに再度アプローチできるため、コンバージョン率が高く、リスティング広告と組み合わせて使われることが多いです。

Google AdWordsのリマーケティング広告は、管理画面からリマーケティング タグを入手し、ターゲティングしたいページにタグを設置することで、来訪したユーザーがリマーケティング広告の対象となります。

管理画面で「リマーケティング リスト」を作成し、広告を配信します。

設定方法:共有ライブラリ→ユーザーリスト→リマーケティング タグの発行

Google アナリティクスを活用したリマーケティング ユーザーリスト

Google アナリティクスと連携すると、「過訪問回数」「滞在時間」「閲覧ページ数」「過去購入金額」「地域」といった情報を組み合わせてリマーケティング ユーザーリストを作成できます。より詳細なリマーケティング用のリストが取得できるので、広告活用の幅も広がります。

詳細なリストによりユーザーのセグメントを細かく分類できるので、ニーズにあった広告を配信し、獲得率のUPにつながります。

また、Google AdWordsのリマーケティング タグで実行できる、来訪履歴でのリマーケティング設定もGoogle アナリティクスを活用してより簡易に設定できます。

定番!効果が上がりやすいリマーケティングリスト3選!

Google アナリティクスを活用した「効果が上がりやすい定番のリマーケティング ユーザーリスト」を3つ紹介します。

1.「入力フォームに到達したが離脱」したユーザーリスト

カートに商品を入れ、申し込みフォームまでは進んだのに、そこで離脱してしまうユーザーは、一度、カートに商品を入れているので、商品への興味関心は高いと考えられます。リマーケティングバナー広告で「今だけ〇%オフ」のようなもう一押しで購入につながります。

確度の高いユーザーをリマーケティング広告で追うのはとても有効な手段です。

2.「コンバージョンに多くアシストしているページから離脱」したユーザーリスト

サイト内を分析し、コンバージョンしたユーザーが閲覧・経由した回数が多いページを調べます。たとえば、商品の口コミページを閲覧しているユーザーのコンバージョン率が高い場合、口コミページで離脱したユーザーは、興味喚起出来ているものの、競合比較や別ページを見ているうちに離脱してしまった、と考えられます。

見込みが高いユーザーは、リマーケティングでもうひと押しすればコンバージョンする可能性があります。「今だけの特別キャンペーン」や「無料体験」など、お得感やお試し感を強く訴求して興味を引く手法が効果的です。

3.「購入歴あり」のユーザーリスト

一度も商品を使った事がないユーザーとすでに購入して使っているユーザーでは、響く訴求点が異なります。購入歴があるユーザーのリマーケティング ユーザーリストを作成し訴求します。

  • 過去商品を購入したユーザーに、新商品の告知をする
  • サンプルを購入したユーザーに、1カ月間本商品のキャンペーンを訴求する

リマーケティング リスト作成の注意点

Google アナリティクスのリマーケティング ユーザーリストの作成はユーザーボリュームを意識します。

たとえば、平均購入金額1000円のサイトで「初回訪問時に3万円以上の買い物をした」ユーザーリストでは、リマーケティング広告の配信が少なすぎるため、分析や次への改善もできません。ユーザーリストはGoogle AdWordsの「共有ライブラリ→ユーザーリスト」で確認できます。広告の配信には、過去 30 日間に 100 人以上のアクティブ ユーザーが必要です。

ユーザーリストでアクティブ ユーザーのボリュームを確認する

Google アナリティクス リマーケティングの設定方法

Google アナリティクスを利用したリマーケティング ユーザーリストの設定の中で、特に迷いやすい4つの工程を解説します。

1)利用規約の同意とプライバシーポリシーの更新

Google アナリティクスを使用した検索広告向けリマーケティング ユーザーリストを利用するにあたり、利用規約への同意とユーザーに対し「広告機能の内容」「Cookieデータの使用内容」「アナリティクスデータを使用した広告のオプトアウト方法を明示する義務」が発生します。

※詳しくはアナリティクス ヘルプを参照してください。

2)Google アナリティクスでリマーケティングと広告レポート機能をオンにする

Google アナリティクスでリマーケティングを利用するにはリマーケティングを「オン」にします。

※詳しくはアナリティクス ヘルプを参照してください。

3)リマーケティング ユーザーリストの設定

リマーケティング ユーザーリストの設定です。手順は下記のとおりです。

  1. 設定するプロファイルを選択
  2. リマーケティングタイプの選択、リスト名の入力
  3. 参照したいレポートデータを含むビューを選択
  4. 有効期間の設定
  5. リスト条件を設定(ページビュー・滞在時間・来訪ページ等の組み合わせ)

※詳しくはアナリティクス ヘルプを参照してください。

4)「Google アナリティクス」「Google AdWords」アカウントをリンクさせる

Google アナリティクスGoogle AdWordsを連携します。この設定が完了しないと、AdWordsでリマーケティング広告が配信できません。

※詳しくはアナリティクス ヘルプを参照してください。

一度設定すれば、リマーケティング ユーザーリストの作成が楽になりますので、頑張って取り組んでください。

Google アナリティクスのデータを利用し、詳細なリマーケティング ユーザーリストを作成して、確度の高いユーザーを獲得しましょう。

著者:ソウルドアウト株式会社

著者写真

地方企業・中小・ベンチャー企業に特化し、リスティング広告、SEO、LP制作など、少額予算から始めても成功するWebマーケティング支援サービスを提供。2000社以上の運用実績をもとに利益創出に貢献いたします。

自社メディアとして、リスティング広告のノウハウを伝える「LISKUL」を運営し、無料Ebook「リスティング広告スタートアップガイドも発行。

Web Professionalトップへ

この連載の記事

一覧へ
Web Professionalトップページバナー

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています

ASCII.jp会員サービス 週刊Web Professional登録

HTMLリファレンス誘導バナー

CSSリファレンスサイト誘導バナー

Webディレクター江口明日香が行く

ランキング