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自作PCマニアが小型PC「LIVA Core」を魔改造! 第1回

手のひらにCore M! タフに使える小型PC「LIVA Core」を試す

2015年12月11日 11時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII.jp

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ついでに分解してみよう

 ストレージを取り付けるよりもさらに分解してみた。底面の4つのネジで基板と天板を固定している構造なので、各種ポートに気をつけつつ基板を外すだけだ。また外しておくといい細かいケーブルは、マイクケーブルとLEDケーブルのふたつ。M.2 2280/2242スロットの付近にあるので、不安であれば外しておこう。

右と下の赤丸のケーブルが細く、断線しやすい。また不安であれば、Wi-Fiアンテナケーブルも外しておこう

筐体からマザーボードだけを取り出した状態。NUCやBRIXでもそうだが、好きに遊んで良いぞというメッセージを感じてしまう

CPUクーラーはネジ3本で留められている。ストッパーがあるので、興味本位でCPUを拝んでも元に戻すのは楽

天板にはマイクやWi-Fiアンテナ、LEDがある。アンテナが思ったよりも大きく、Wi-Fi接続の安定性につながっているようだ

CPUクーラーを外した状態

DDR3LのチップはSK hynix「H5TC8G63AMA」×2で構成されている

CPUクーラー裏を見てみたところ、銅+ヒートパイプのマーベラスな構造になっていた

Atom機に不満を感じていたのなら購入する価値あり
4K出力対応なのでリビングPCにも最適

 「Core M-5Y10c」とDDR3Lメモリー4GBのおかげで見た目とは裏腹に快適な動作を見せてくれる。最新の3Dグラフィックスゲームはさすがに厳しいが、ウェブブラウズでストレスになりがちなストリーミング再生や、重いコンテンツもこなせるため、サブ機としてのレベルは高い。

USB 3.0×4もあるため、余っているHDDをUSB 3.0化してファイルサーバーとしてもいいし、ベッドサイド用、動画ストリーミング専用機にしてみるといったことも現実的だ

 ただ筐体自体がかなり熱を持つことがわかっているため、設置環境だけには注意しておく必要がある。その点以外は、やはりとてもお手軽で使えるサブ機だといえる。

 さて、第2回では温度が気になったので、そのあたりをどうにかしてみたり、それによってベンチマークスコアが変化するのかをチェックしたりしてみたい。

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