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顧客管理やルート検索などが開発なしで実現

ゼンリン、地図配信APIをサイボウズのkintoneに提供

2015年12月01日 12時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 11月30日、ゼンリンはサイボウズの業務アプリクラウド「kintone」に向け、地図配信API「拠点案内サービスAPI」の提供を開始した。

kintone向け「拠点案内サービスAPI」の操作イメージ

 拠点案内サービスAPIはゼンリンの地図情報配信サーバーより提供される「スムーズスクロール地図」を、より簡単に組み込むために開発されたツール。kintone上でJavaScriptコードを記述するだけで、kintoneには標準搭載されていない「住所検索」や「郵便番号検索」、「ルート検索」や「施設検索」などの地図の検索機能を組み込むことができる。これにより、顧客データを地図上に表示する顧客管理やスマートフォンからのルート検索が可能になる。導入はサイボウズが用意するkintoneプラグインが利用でき、開発作業は不要。また、地図へのプロット方法や各種検索機能を拡張するなど、利用用途の拡大に合わせてユーザー側で別途開発することも可能だ。

 対象はkintoneを利用している約3000社のユーザー。利用は月額1万円(税別)で、別途kintoneスタンダードコースの契約が必要になる。

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