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業界人の《ことば》から ― 第172回

はたして2016年はテレビが売れるのか

テレビ需要回復、頼みのつなは4K NEXT、シャープ

2015年12月01日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集●ASCII.jp

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今回のことば

 「2016年は、ようやくテレビのリプレース需要が本格化してくる。4Kテレビも本格的な普及期を迎えることになる」(シャープエレクトロニクスマーケティングの宮永良一社長)

 シャープの家電製品の国内営業およびマーケティングを担当するシャープエレクトロニクスマーケティングは、2015年の年末商戦において「AQUOS」「ヘルシオ」「プラズマクラスターイオン」を重点プロモーションテーマに掲げる方針を明らかにした。

 なかでもAQUOSは、2016年に向けて大きな弾みをつけるという意味でも、この年末商戦の取り組みが重要になりそうだ。

「AQUOS」「ヘルシオ」「プラズマクラスターイオン」の3つを重点ブランドとする

 シャープエレクトロニクスマーケティングの宮永良一社長は「国内4Kテレビ市場において、シャープは30%のシェアを獲得。すでにトップシェアを獲得している。また50型以上の4Kテレビでは、40%近いシェアを獲得している」と前置きし、「この勢いを年末商戦も持続させ、4Kテレビの販売台数は2015年度通期で前年比2倍を目指す。これにより、さらなるシェア拡大につなげたい」と意気込む。

シェア拡大の軸は、8Kを実現する「4K-NEXT」

 特に、4Kパネルで8K解像度を実現する「4K-NEXT」を軸に展開する姿勢を示す。

 4K-NEXTは「AQUOS史上最高の臨場感映像」を実現したという製品だ。第1弾製品「LC-70XG35」は、4K映像やハイビジョン放送をアップコンバートして、8K解像度並の高画質を実現した。さらに独自開発のアラウンドスピーカーシステムの採用によって、高音質を同時に実現してみせた。

4K-NEXTシリーズ第1弾製品「LC-70XG35」

 またシャープは、Netflixの3ヵ月間無料視聴サービスを業界で唯一提供していることを店頭で訴求。11月21日からはきゃりーぱみゅぱみゅさんを起用した新CMを放映し、市場での認知度向上を図る。

 シャープでは、2016年からテレビ市況がいよいよ回復するとみている。だからこそ、この年末商戦が重要な意味を持つというわけだ。


(次ページ、「『2020年までテレビ需要は右肩上がり』のワケ」)

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