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Amazonにとってはただのサービスの一角に過ぎない

音楽はオマケ――Amazon「Prime Music」が持つ「怖さ」

2015年11月23日 15時00分更新

文● 四本淑三

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 日本一安い音楽聴き放題サービス「Prime Music」が始まりました。Prime Musicは、Amazonプライム会員向けのサービスで、2014年6月にアメリカでスタートし、今年に入ってイギリス、ドイツ、オーストリアとサービス地域の拡大を続けながら、ついに日本にもやって来たわけです。

 Amazonプライムは年額3900円のサービスですから、月額にして325円。「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」、食品・日用品の宅配サービス「Amazonパントリー」、そして「プライム・ビデオ」で映画も見放題というサービスメニューの中に、音楽の聴き放題も加わったわけです。

 ダウンロードストアとクラウド機能を持つサービスという点で「Apple Music」や「Google Play Music」に近いサービスですが、月額980円もするAppleやGoogleに比べると、お得感満載です。なにしろApple MusicやGoogle Play Musicは、映画も見せてくれないし宅配もしてくれません。

 ただ、どうも本気度が足りない。このAmazonの発表翌日に、いつの間にかライブラリ数が3500万曲に達し、その中には聴き放題サービスに音源を出していなかったはずのBABYMETALまで入ったぞと狼煙を上げ、いよいよ本気出してきたGoogle Play Musicに比べると、今までのように対抗サービスを全滅させてやるといった気概を感じさせません。

 それでも、これはAmazonのサービスです。後々、何らかの形でじわじわと効いてくるのは間違いありません。なにしろ音楽が初めて通販サイトの「オマケ」になったのですから。

Prime Musicがスタートした翌日、11月19日に公開されたGoogle Play Musicのプロモーション動画。Google Play Musicのユーザーなら追加料金無しで使えるというものの、今のところ日本からは利用できない「YouTube Red」と合わせて、Googleさんのコンテンツ事業はかなり熱いです

(次ページでは、「Prime Musicはどんなサービス?」)

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